ゴルフスイング診る前からレッスンする内容が判ります。

ACT

診たら判ります

先日、ある生徒さんからこんなクイズが

このお二人のどっちが飛ぶでしょうか?

動画を見比べて、お答えしました。

せーかい!なんで判ったの?

そんなん、見てわかりますよ。

僕は、プロですよ。

それもティーチングを仕事にしてるので見破れないコトなんてありません。

色々な視点から客観的に見ています

体験カウンセリングでは、特に気を付けていることがあります。

まあ、第一印象が、70%を占めることはご存知だと思いますが。

カウンセリングシート

実は、ここでほとんど判ってしまうんです。

以前のブログ「どうしても治らないんです」シリーズにも書いてますが、このカウンセリングシートで判っているんです。

この人は、

本気で来ているのか。それとも、ちょっと興味があったから来ているのか。

そこまで判ってます。

最近では、僕からお断りすることもあります。何故なら、時間の無駄ですし、少人数とはいえ、真剣に上達しようとされる同時間の人にその分、時間を掛けれますから。

レッスンフィーも当然頂きません。帰ってもらいます。

いつもどおり

カウンセリングシートで本気の人には、打席に入ってもらって、およそ10分くらいはカウンセリングシートを見ながら、もう少しだけ掘り下げて聞きます。その情報が、実は、カウンセリングシートにない時があるんです。それを補足として付け加えるんです。この補足こそが、真のお悩みだったりするんです。

ひと通り聞けるだけ聞いた後に、打席に入っていただき、まずは、いつもご自分が練習されるとおりに約10分間、練習していただきます。

カウンセリングシートに書かれていることが、

何故起こるのか、そして、何故そのスコアになってしまうのか

を洞察しています。

その10分間で

なるほどね

なんです。

そりゃ、なるわな

その10分の間に、他の方へのレッスンを行います。

皆さん、同じことを経験されてきた方なので、快く自主練されている方がほとんどなんです。

でも、ご質問があればシッカリと対応しております。

スイングの場合

スイングを診て、この人は、ご自分のスイング動画を診て頂ければ納得するって方もいらっしゃいます。

でも、今やスイング動画は自分で撮って見ている人も多いので、そこを改善したいけどどうしたら良いのかが判らないって方が多いんです。

YouTubeで色んなレッスン動画を見てるけど、全然治らない。「無料動画での〇〇」でご紹介しました。

ちなみに、僕の知人のプロゴルファーも動画載せてますが、何のためにアップさせているのか?

○○の為

言えませんが、僕のYouTubeチャンネルは、このブログ用に置いてるだけです。

スイングの理解不足

ゴルフスイング自体の理解不足の時もあります。

  • 今までレッスンを受けたことがない。
  • 先輩やちょっと自分でのお上手と思っている人
  • 教え魔の人に教わった人

まず、これでは無理でしょう。

基本中の基本からお伝えしなくてはなりません。

ご自分のスイングの傾向が判らない

今流行りの○○打法とかなんとか。

いやいや、それは名前を変えただけで前からあるでしょ?

クラブは立てて下ろす・寝かせて下ろす

縦振り・横降り

いやいや、クラブはぶっちゃけどうでも良いんですよ。

ヘッドの重心が、仮想のスイングプレーンにどれだけ早く乗るのか。

ただそれだけの問題です。

ベクトルさえ判ってるのであれば、立てる・寝かす、縦振り・横振りなんて言わないです。

ベクトルって、今や小学生でも知ってますよ。

フィジカルの場合

こんなスイングをしたいけど、カラダが固いとかチカラが無いとかって言う時には

TPI(タイトリストパフォーマンス研究所)スクリーニングテスト

これも以前からお伝えしています。

TPI認定者のみが行うことのできるテスト

これでどこがどうなっているのかが判ります。

16項目のテスト

をするだけです。

THE BIG 12

スイングを診てこの動きができないってありますよね。

代表的なスイングエラーは、12パターン

できない動きを、エクササイズで動かすことができるんです。

メンタルの場合

ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)と言われる認知行動療法で解決できることもあります。

思い込み

が、邪魔をしている時があるんです。

先日ですが、

ある女性の方が、どうしてもドライバーが打てないとの要望がありました。ご主人と一緒にレッスンを受講されている人です。

確かに、打てないんです。アイアンはまずまずなのに。

ご主人からこんなコトを伝えて貰いました。

プロ、
妻は以前、練習場でドライバーの練習をしようとして、前方の機械にボールを当てて壊してしまい、それから練習場ではドライバーが打てなくなったんです。
ゴルフ場では、結構飛ぶんですが!

そこで思いついたのは、

奥さん、
それってドライバーのどこの部分に当たってそうなったかご存知ですか?
ここに当たるとそんなボールになるんです。それじゃ、どうしたらここに当たると思いますか?
アイアンではなりませんよね。スイングはアイアンと同じなんです。そして、奥さんのスイングは悪くないんです。
さて、どうしたらここ当たらなくなると思いますか?

たったこの言葉だけで、次の瞬間、コースのようにドライバーが打てるようになりました。

ちなみに、シャンクとチーピンも同じ原理ですからね。

レッスンにも種類があるんです

この違いって、実は意味があるです。

僕も全て経験したので、ご参考にしてください。

スクール制

5~10名くらいが横並びで時間内に行うレッスン形式ですね。

屋外の練習場で、これからゴルフを始めようとする方達には、最も有効なレッスン方式です。

PGAでは、初心者デビュープログラムという、カリキュラムがあって全国どこでも同じ内容で、これからゴルフを始めようとする方達へのレッスン方式があります。

PGAティーチングプロは、そのカリキュラムに沿ってお伝えしています。

グループ制

3~5名くらいで、スクール制と同じなんですが、

インドアでのレッスンでは主流ですね。

屋外練習場でもありますね。

初心者・中級者・上級者、老若男女、全く色々な人も来るんですが、なるべくならクラス別や目的別のタイムスケジュールがあるレッスンをお選びください。

あと、コースレッスンやラウンドレッスンにも応用されてますよね。

少人数制

1〜3名くらいです。

最近は、ほとんど、このくらいの人数設定でレッスンをしています。

程よいレッスンクオリティーが取れるんですが、ココで落とし穴が。

何を隠そう、この少人数制って、ティーチングプロの力量がかなり出るんです。

場の雰囲気を読みながら、調子が悪い人やちょっと手間取ってしまう人、体験レッスン。

グループ制ならまだザックリと纏めることができるんですが、少人数制ならではの空気感があるんです。

どんなに1人に説明していても、3人目までの視野を持っていないと。

ティーチングプロの力量がモノを言うんです。

なんかこのティーチングプロのレッスンだけが空いてるなぁ〜

って感じたら…

個人制

1人に1人体制。

1番効率が良い。

ココでも落とし穴。

デビューの方や初心者の方はご用心。何故かって?コレが人の心理。独占したのは良いけど、ずっと見られてる。ティーチングプロは、熱心に伝えようとしてくれる。でも、上手く自分ができない。また、熱心に伝えようとしてくれる。でもまだできない。

できない、できない。焦る…そして自信が無くなる…

僕は、そのような時は、あえて休憩してもらいます。
別の話をします。
仕事のコト、僕のプライベートのコトなど

そして、この練習は、どんな意味を持っているのかを。

リラックスしてもらいたいんです。

無料

この言葉には、気を付けてくださいね。

タダほど怖いものは無い

よく聞く言葉でしょ~

ゴルフを伝える者として

ティーチングプロは、ゴルフについて知らないことは無いんです。
ゴルフを伝えることを仕事にしている以上、知らないってことは無いんです。

もし、知らないことがあったとしたら、勉強します。
講習会に行ったり、本を読んだりなどをします。

毎日、勉強しています。

僕もこの業界に入って10年以上になりますし、延べ1万人以上のゴルフを診てきました。

1万人以上を経験してきました。

皆さんは、5W1Hで問いかけてください。

最速で、良質で、正確なことを伝える

ことがティーチングプロの仕事なのです。

ここで、もうひとつ大事なことがあります。
ティーチングプロでしかできないことがあります。

クラブフィッティング

先程もお話しかけましたが

ゴルフは、道具(クラブ・ボール・その他)も理解してなければなりません。

ゴルフボールをゴルフクラブを使って飛距離と方向を操るんですから。

簡単に

このクラブに替えたら良くなりますよ。

なんて言えないんです。

Flight Scope X3を導入する以前より、フィッティングをしましたが、その人のスイングを知っているから、その人の癖をしっているから、このヘッドにこのシャフト。
その癖が、Flight Scope X3導入後、デジタル化されたから、データに基ずいて、このヘッドに対してこのシャフト。

プロのクラブって、いつも打たせてもらうけど、なんで違う種類にしても同じ感じで振れるん?

自分を知っているからです。僕の場合、PCMラボのGEARSで数値化された僕自身のクラブデータもありますし、それこそ、Flight Scope X3でも検証しています。

自分のスイングをしたら、クラブは必然的にこうなるんです。

確かに、前回はSPEEDER TR 569-X ヘッドはM2でした。
それを今回、SPEEDER EV5 569-X ヘッドはM3です。

Flight Scope X3で測定した結果は変わってないんです。

意図があって変えたんですが、大成功なんです。

どこを変えたと思います?

ロフトを以前に比べて0.5°寝かしただけなんです。
重心位置はM2とM3も同じ位置なんです。

先ほど、仮想のスイングプレーンって
ベクトルってお伝えましたね。

スイングプレーン上に重心がなるべく早くに沿えば、勝手にインパクトでスクエアになって飛距離と方向を生んでくれるんです。

重心位置が同じであれば、正しいスイングをしたら全く同じインパクトになるんです。
シャフトは、そのヘッドの挙動を制御してくれるだけなんです。

以前は、高額なシャフトにしていました。

今は断言できます。

無駄に
高額シャフトが飛ぶなんてあり得ません。
高額なヘッドが飛ぶなんてあり得ません。

ただ単に、自分に合うのであれば良いだけです。また、既製品には製品誤差の範囲が広く、目利きができるかできないか?それだけなんです。

僕は、今回のヘッドは5本並べて1番良いヘッドにしました。どこを見たら良いか判ってるので。

自分に合ったクラブなら間違いなく飛距離と方向いずれも満足してくれます。

理工学部出身の僕だからこそ、計算式を出して証明できます。

タイガー・ウッズがなぜあのシャフトを使い続けているんですか?
松山英樹選手も。

確かに、自分に合わないクラブは、一般のアマチュアにはスイングの迷いを生じるのも事実です。
しかし、トッププロも同じこと。

プロゴルファーよりスイングの再現性が乏しいアマチュアだからこそ、正しい知識を持った、ご自分のスイングを知っているティーチングプロに、フィッティングしてもらうことが必要なのです。

今や感覚でモノを言える時代では無くなりました。

今後、通信速度5Gの世界になります。

いつまでもアナログでは、これからは通用しないでしょう。

これからはデジタルの世界です。ゴルフも。スマートフォン・タブレット端末を持ってるだけで使いこなせてない人。

時代です。