S字姿勢・C字姿勢

TPI

S字姿勢

お尻を突き出せ

その昔、僕も言われたことがありました。

前傾姿勢を伝える時に良く使われる言葉でした。

TPIの調べでは25.3%(4人に1人)の方だとのことです。

アドレス

アドレスでS字姿勢になると、簡単に言うとバックスイングが上手くできないんです。

上半身が正しく捻転(回旋)できず、まるで腕だけでクラブを振り上げるような動きになり、「姿勢の消失」「リバース・スパイン・アングル」を引き起こすのです。

また、腰部に過度の負担が掛かり、腰痛の原因にもなります。

僕は、ジュニアの時、椎間板ヘルニアになってしまいました…

カラダの原因

  • 硬い股関節屈筋群と腰部
  • 弱い腹筋と臀部

下半身の柔軟性と筋力によるものです。

スクリーニング・テスト

  • 骨盤傾斜テスト
  • 脚伸展ブリッジテスト

で評価します。

アドバイス

この場合のアドバイスとしては、股関節の柔軟(ストレッチ方法)と腹筋や臀部のトレーニングなのですが、普段の生活の合間でできる方法をお伝えします。

でも、間違えた方法で行うと意味がないので、注意してください。

C字姿勢

背中が曲がってる

コレも良くあるアドレスですね。

下にあるボールを見たいですよね〜

たまに「ボールを見ないと」と思い込んでいる人にも良くある話です。

TPIの調べでは、33.1%(3人に1人)の方がこのアドレスであることです。

でも、僕の経験では、もう少し多い感じがします。勤勉な日本人が多いからでしょうか?

アドレス

アドレスでC字姿勢になると、簡単に言うとバックスイングが小さくなってしまいます。

S字姿勢と同じく、上半身が正しく捻転(回旋)できず、無理矢理バックスイングを行おうとするあまり、「姿勢の消失」「フラット・ショルダー・プレーン」を引き起こすのです。

カラダの原因

  • 硬い上半身の筋肉群
  • 弱い上半身の筋肉群

ほとんど、上半身の問題によるものです。

スクリーニング・テスト

  • オーバーヘッド・ディープ・スクワットテスト
  • 広背筋テスト

で評価します。「リーチ・ロール&リフトテスト」も行うことがあります。

アドバイス

この場合のアドバイスとしては、上半身の柔軟(ストレッチ方法)しかないです。ちょっとの時間でも良いので!

なるべく、辛くないストレッチは、お伝えできると思います。

強制的に柔軟性を必要とするのであれば、スポーツトレーナーか、僕のフィジカルコーチ、ほまれ整骨院に来てください。

@光ゴルフ練習場