あなたの弾道はドロー?フェード?

ACT

ドロー系とフェード系

大阪圏内では初めて、常時、屋外ゴルフ練習場でのレーダー測定器を使ったレッスン。

Flight Scope X3を導入して、はや2か月が経ちました。

今までのレッスンにおいて、スイング動画と弾道測定器SKYTRAKで説明して伝えることの難しかったコトが、瞬時に数字や3D・グラフなどで分かり易く伝えるコトができるようになりました。スイング軌道やフェースの向き、そして入射角など、様々な情報が画面上で表示されます。

皆さんDプレーンとかVプレーンとかご存知でしょうか⁉️

スピンアクシスは、そのことを説明する機材。

飛距離の3大要素

初速・バックスピン・打ち出し角

コレは、ご存知でしょうが、

入射角・フェースアングル・スイング軌道等

もボールの弾道を左右するなんてまさかって思われるんです。

ご自分のスイングが、ドローなのかフェードなのか?
そこが自分を知ることでもあります。

メンタルまでわかる

以前、ためらうことのブログを投稿しましたが、そのためたいもどこで躊躇っているのかグラフで表示されます。

僕がFlight Scope X3を選んだ理由のひとつです。

TRACKMANには、表示できなかったので僕のレッスンには使えませんでした。

そのためらいが不安にさせるんです。

不安

自分は、ターゲットに対してスクエアに打ってるかと思いきや、実は、どちらかに曲がっているんです。

自分は、ダウンブローに打ってるつもりが、実は、アッパーになっているってことも。

インパクトで最大ヘッドスピードを出しているつもりが、実は、減速していることも。

何から何までも数字で表されてしまうのです。

その不安をも解消してくれるんです。

レーダー式とカメラ式

Flight ScopeTRACKMANの有名なレーダー測定器は、後方から、ドップラーと呼ばれるレーダーでヘッドとボールを追尾してくれます。

以前使っていたSKYTRAKGC4などは、前方からヘッドとボールを高速度カメラで撮影して解析をしています。

実は、一長一短があるのですが、以前使っていたSKYTRAKからFlight Scope X3にした理由は、僕のレッスンにおいては、飛距離もさることながら方向性も伝えたかったんです。

弾道は、屋外でなければわからない

僕の場合、屋外にて使用するコトを前提にレッスンで伝えたかった情報は、レーダー測定器でなければ不可能だったのです。

室内では、カメラ式の方が飛距離という点ではわかりやすかったんです。

クラブフィッティング

ドライバーのクラブフィッティングするには、SKYTRAK等のカメラ式でも大丈夫です。

カメラ式は、最大飛距離だけを考えれば良いだけですから。

打ち出し角・初速・バックスピンだけで十分です。確かにスピン軸も大事ですが、最大飛距離だけですから。

僕の場合、所属先でクラブフィッティングの時に、Flight Scope X3と同時併用しています。ほぼ、数発で最適なフィッティングができます。

それもアイアンまで。

弾道を見る

弾道を見る?

ゴルフのスコアを安定したいのであれば、飛距離も大事でしょうが、方向も安定する必要性があります。

その為には、スイング軌道(クラブパス・フェースアングル等)が大事です。

レーダー式であれば一目瞭然、Flight Scope X3は、クラブヘッドのヒールとトゥを認識してその中心を割り出しているので、フェースローテーションのタイミングまでわかってしまいます。

さてさて

Flight Scope X3を導入して、皆さまの不安の傾向が分かってきました。

そして、皆さん、やっと判ってもらったコトがあります。

真っ直ぐな弾道は、有り得ないというコト

屋外で使用しているから判ってもらえました。

スイングは、十人十色。

ターゲットに対してどのような弾道でボールをホールに近づけているのかというコトなんです。

ほとんど平坦な練習場での状況であっても、その人が満足する弾道には、スピン軸の傾きによって必ず曲がっているんです。

再現性が乏しいアマチュアの方は、特に試していただきたいんです。

スライス

スライスに悩んでいる。

そのスライスの原因は、スイングなのか、スイング軌道なのか、クラブなのか等

アウトサイドインのカットだからスライスする

それは思い込みであって入射角の問題の時もあるんです。

ボールポジションの問題でもあるんです。

フック

反対にフック。

フックの原因も同じこと。

チーピンする

コレってフックじゃないのをご存知ではない。

その全てをFight Scope X3が証明してくれるんです。

どっちの傾向が多いか

僕がFlight Scope X3を積極的にご使用を促している方は、

100切りされた方

ご自分の弾道を認識してもらい、より再現性のあるスイングをつかんでもらいたいんです。

100切りできない人は、基本的なゴルフスイングの知識が乏しいだけなんです。

後日、投稿させていただきます。

フェード

その人は、スイングはフェードしかでないんです。

あえてドローにする必要なんてないんです。

ドライバーからアイアンまでフェードで良いんです。

スライスにならないだけで十分に楽しめます。

ドロー

その人は、スイングはドローしかでないんです。

フェードを打とうとするなんて必要ないんです。

ドローが飛ぶと言われていますが、トッププロゴルファーが全員ドローを打っているわけじゃないんです。

ちなみに

「ゴルフデータ革命」マーク・ブローディ著の中にこんなデータがあります。

PGAツアーでショットの精度が極めて高い選手は、2.7〜3.1°。
精度の低い選手では、3.7〜4.4°

単純計算では230y先のブレは、左右に16yずつ曲がっているんです。

平均的な90台のプレーヤーは、6.5°

単純計算では230y先のブレは、左右に26yずつ曲がっているんです。

ボールは丸いんだから、曲がるんです。

その曲がりを一定にするコトが、スコアを縮めるコトでしょうし、
自分の持ち球を認識することを受け止めてほしいですね。

僕たちティーチングプロは、

導き出す(コーチング coaching)ことも大事な仕事なんです。