PGAティーチングプロが初心者ゴルファーに伝えたいここだけの話

森本淳一 ブログ

ゴルフは教わるのも教えるのも難しい。

PGAティーチングアワードの最優秀賞に選ばれた、同期の坂本博之プロが言っていた言葉です。詳細は受賞動画を見てもらえれば良いのですが、僕もそれはずっと課題なんです。

身振り手振り、言葉やイメージをその人にどれだけ上手く伝えていくのか?

僕らは、ゴルフができて当たり前。でも、一般の人は、できなくて当たり前のハズなのに、自分はできると思っちゃうんです。

できなくて当たり前。

できたらプロやで〜って良く聞きます。

PGA基本ゴルフ教本

僕は、PGAティーチングプロ会員になる前は、USGTFのレベルⅢにてレッスン活動をしていました。

ぶっちゃけ、僕が経験してきたから言えることなんですが、中・上級者の方へのレッスンには、今でもUSGTFの時に培ったノウハウが役に立ってます。何故なら、認知行動療法やTPI(タイトリストパフォーマンス研究所)認定は、その時に勉強しましたから。

先日

を読みましたが、ホントに一理あるんです。
確かに納得しました。
そりゃそうですよね。
USGTF会員なんですから。

でも

今は、PGA TCP会員です。

PGAティーチングプロ会員として、ティーチングプロの基からやり直しました。

ところで皆さんご存知だと思いますが、
そのPGA
ティーチングプロ会員には、A級とB級があるってこと。

まずB級では、PGA基本ゴルフ教本を基に、初心者ゴルファーにレッスンできるだけのノウハウを、確か約166時間もの時間をかけて講義等を修了して初めてPGAティーチングプロB級会員となるんです。

A級では、ジュニア指導員になる為の講義や弾道測定器などを使ったり、フィジカル・メンタルでは、認知行動療法・TPI等の講義を受けてます。

A級講習会は、僕にとっては再認識の講習会でもあったんです。

フライトスコープX3・TPI(タイトリストパフォーマンス研究所認定者)等は既に持っていますので。

カンタンに言っちゃいます!

ということは、

初心者の方は、PGAティーチングプロB級会員で基本ゴルフ教本を丸暗記できている人にレッスンしてもらえれば、最短でゴルフが上達するってことなんです。

ある程度、このようにすれば、飛距離と方向いずれも満足でき、クラブの種類によっても変わるってことが意外にカンタンにわかります。

そして、その基本ゴルフ教本を基に初心者に向けて坂本プロが、PGAティーチングプロアワードで提案した、

スウィングラーニング#19

まずはデモ用に数個送ってもらい初心者の方に使って貰ったところ、より効果的にゴルフスイングを理解してもらえ、オーダーも数名いただき、急遽、1ダースを送ってもらいました。とりあえず、もう少しでまたオーダーだと思います。

特に、女性の方には、初心者から上級者まで好評なんです。

もし、それでも難しいと思っていたりボールが当たらなかったりしているのであれば、基本の何かを忘れていたり覚えて無いってことです。

実は…

僕の場合、中・上級者は、USGTFレベルⅢだった過去であれ、A級会員でも、伝え方はあまり変わりません。何故なら、色んなゴルフの座学やスイング動画・デジタル機器で今も伝える事ができています。


因みに、僕が持っているフライトスコープ(ミーボは除きます)しかり、トラックマンやGC4が有れば、中・上級者は上達されます。
スカイトラックは初心者向けですね。
Gearsは、最高だと思いますが

そして、後日のブログにて、USGTF  LEVEL Ⅳ 吉川恭司師が以前投稿していたブログを再編集しますが、沢山の中・上級者への言葉が詰まっています。

しかし、コレだけは言えます。

ゴルフができる人にレッスンを受けても上手くなりませんよ。アドバイスなら良いと思いますけどね。

初心者ゴルファーレッスンは、少人数制に限ります。

初心者の方は、ゴルフのことは全くわかってません。当たり前です。

例えば、日常のことに置き換えてみましょう。

今ですが、コロナ禍でテレワークというコトが出てきました。

皆さんパソコンやタブレット端末でお仕事されてましたよね。
電話にしても、ガラケーですか?スマホですか?
SkypeやZoomなどで会議された方もいらっしゃったと思います。オンライン呑み会も!

どうでしたか?
初めから上手くできました?
Wi-Fiでの接続は途切れ途切れになったりしたのでLAN配線にされた方もいらっしゃると思います。
オンライン呑み会で呑みすぎになった人もいらっしゃるのでは?

どんなことでも、初めてのことは上手くいく訳ないんです。

少しずつ、慣れていくしかないんです。

実際、未だに上手く活用できないって人もいらっしゃるのではないでしょうか?

それもそれで当たり前なんです。

でも、仲間が助けてくれたってことありますよね。この仲間って多数より少数の方が纏まって効率良いんです。多数なら意見が多すぎて時間の無駄にしかならない。テレビ見てたら良くわかったでしょ?

初心者ゴルファーには、お互いに同じ課題を悩むことでお互いに意見交換しいんです。
僕はこういうイメージができた。私は、こうしたら上手くいった。
その架け橋が僕達の仕事でもあるんです。

ゴルフは個人競技と言われますが、本来は、コミニケーションツールとしても良いスポーツの代表です。

なので、生活の一部分を例に取ったりして12秒以内しか時間が無いスイングを伝えれるんですから、教える方も教わる方も、お互いの共有認識が必要なんです。

難しいんです。

再度、坂本プロの動画を見てください。

ホントに僕らの気持ちは同じなんです。

皆さん、お1人ずつにどうにかして伝えたいっていう気持ちです。

なのでできれば、

5人位までの少人数制か個人レッスンをお勧めします。

楽しいゴルフの近道ですから。

あと、PGAティーチングプロであれば、体験レッスンでグリップの握り方をまず初めにお伝えするハズです。

もしそうでなかったら、そこでレッスンを受けてもお金が勿体ないだけですよ。

その答えは、将来的にわかるハズです。