リバース・スパイン・アングル/ハンギング・バック

TPI

リバース・スパイン・アングル(Reverse Spine Angle)

ギッタンバッコン

バックスイングの時、

リバース・ピボット

と勘違いされる動作でもあります。

リバース・ピボットとは、反対側に体重移動している(右打ちなら左に体重移動しているコト)です。

TPIの調べでは、38.5%(3人に1人以上)の方だとのことです。

ゴルフスイングにおいて

リバース・スパイン・アングルとは、簡単に言うと、軸となる背骨が、ターゲット方向に間違った傾きになる現象。

その結果、ダウンスイングでの下半身を上手く使えない。そして

最悪の場合、腰痛

になります。

カラダの原因

原因は、

基本的には、上半身と下半身を上手く分離できないコト。また上半身の柔軟性に問題があります。

下半身の股関節の柔軟性と腹筋の使い方なども原因となります。

スクリーニング・テスト

  • 下半身1/4回旋テスト
  • 上半身回旋テスト
  • 座位上半身回転テスト
  • 脚伸展ブリッジテスト
  • 広背筋テスト
  • 骨盤傾斜テスト

で評価します。

アドバイス

リバース・スパイン・アングルには、その他の原因も多々あります。

  • S字姿勢の場合
  • アドレスからバックスイングにて、腕の使い方が上手くできない状態でトップまでクラブを持ち上げようとする。
  • アドレスで腰の上に上体が乗っている状態になっていない。

など

そしてもうひとつ!

頭を動かしてはいけない

という誤認識。

ハンギング・バック(Hanging Back)

明治の大砲

これもよくあるスイングエラー。

TPIの調べでは、32.3%(3人に1人)の方だとのことです。

ゴルフスイングにおいて

ダウンスイング中に体重移動がうまくできない。

この動きは、リバース・ピボットやスウェイなど他のエラーによっても起こることがあります。

そのため

ボールを上げたい

という人にも…

カラダの原因

基本的には、下半身。

体重移動が正しくできない筋肉の弱さがほとんどです。

スクリーニング・テスト

  • 下半身1/4回旋テスト
  • 片脚バランステスト
  • 脚伸展ブリッジテスト
  • 骨盤回旋テスト

で評価します。

アドバイス

ボールを上げたい!

がほとんどの僕の経験ですが

ボールの位置がスイングの最低点(最下点)よりも手前にある時も。

リバース・ピボットやリバース・スパイン・アングルのスイングエラーの方も。

今回のエラー

リバース・スパイン・アングルやハンギング・バックは

反復練習がなによりも大事なんです。ドリルが沢山あるんです。

短期間で繰り返し反復練習すると意外に早く治るエラーでもあります。

 

@光ゴルフ練習場