将来の夢と未来の夢

ACT

将来の夢は〜未来の夢は〜!?

子供の頃、将来の夢は〜です。と言ってましたよね。

未来の夢は〜とは、言ってないハズです。

大人は未来の夢を見て
子どもは将来の夢をみます。

ゴルフでも同じ。

大人は、練習場でできたことは、ゴルフ場でもできると思っている。
子どもは、練習場でもゴルフ場でもゴルフはゴルフ。

では、童心に帰ってみましょう。

将来の夢

将来の夢は、叶えるコトは本人次第でできることもあります。

将来の目標に向かって、何事にもやってみようと試みるハズ。

初めからできないとは、全く思わないハズ。

将来、〇〇大学に行く!

って言いませんよね。

将来は、〇〇と言う仕事をしたいから、その〇〇になる為に、何をすれば良いかを選択しているハズ。んでその仕事に必要なスキルを専攻して大学や専門学校いったり、その為に〇〇高校で勉強して、その高校に行く為に、中学校に行って〜

そんな子供の夢を叶えてあげたい親が〜

それってありますよね。

逆もあると思いますが、それはそれで子供は満足しているかしていないかは、将来のコトなのでわかんないですよね。

未来の夢

未来の夢って、なんか50年以上先のコトだと思いませんか

自分の人生が終わった時以降の話って感じですよね。

月に人が移住するっていう計画があったとしても、それは、未来の話。

でも、その未来の話を実現しようとして、将来の仕事は、未来の月面生活環境を整える仕事につきたいとなるのではないでしょうか。

未来とは未知数的な感じですよね。
予想困難であり、どうすれば良いのかもわからない状態だと思います。

ゴルフでは?

僕たちとアマチュアの方たちでの一番の違いは、将来を見ているのか未来を見ているかです。
または、

コレはできるけどコレはできない。

って考えれるのは、僕たちで

コレは絶対できる

って考えるのはアマチュアなんです。

例えば

ある時のラウンドレッスンでの出来事を例にとってお話しましょう。
ちなみに、僕も生徒さん M(HDCP 7)も持ち玉球はドローです。

147y パー3 ピンはセンターから5y左奥。
グリーンの手前にはバンカーがあり、結構な高さのアゴがあります。
ティーイングエリアより先は、ペナルティーエリア(池)があります。
グリーンは砲台グリーンで受けている為、アプローチも奥からは難しい。
風は、左9時方向からでした。

ティーイングエリア

147yで5y奥なので、
僕は、8番と9番アイアンを持って行きました。
Mさんも8番と9番アイアンを持ってこられました。

僕は、9時からの風なので弾道からすればアゲンストになると思い、8番アイアンでシッカリと打てたとしても155yなので迷わず、グリーンのセンターに目標を定めてショットしました。
その結果、ピンの右手前5m程にワンオン。

Mさんは、僕のショットを見ているハズなのに8番でピンに目がけてショット。
合えなく、左奥のラフに落ちてしまいました。

そこで聞いてみると、

プロのボールが、あそこまでしか行かなかったからもっと強くフックをかければピンに寄るだろうと思った。

とのこと。

僕は、

僕でアレが限界だと思ってたんです。9番でもグリーンには届くでしょうが、強打をしてもしちょっとでもダブれば手前のバンカーに入ってしまい、距離のあるバンカーなので、ボギーはほぼ確定だと思ったので8番でセンターから帰ってくるなら良いかなぁ〜と思っていました。8番で強打すると、もしかして風が吹かなかったら、Mさんと同じところに行ってしまって、ボギーの確率が増える。ココは、パターで勝負した方が最低パーで収まると思いました。

グリーン付近

案の定、Mさんのボールは、逆目でボールからエッジまで5y。エッジからホールまでは5y。それも下りのライン。SWでワンクッションが上手くできたのですが、1.5mオーバーしてしまいました。

僕は少し上りのフックライン。好きなラインだったのでストレスなく、入れば良いかなぁっと思いながらカップをかすめて、お先でパー。

Mさんも上りのフック。僕のラインを参考にできたみたいでパー。

上がってみれば同じパーなのですが、
気楽なバーディーパット逃しの楽々パーと、
頑張ってなんとか凌いでのパーと言うことです。

ストレス

僕には、ストレスなんてかかっていません。
Mさんは、ティーショットのマネージメントミスがなければ、気楽なパーになっているハズでした。

このようなストレスを18ホール続けるってことは、僕たちでも辛いことです。
必ず、ボギーを叩くようになり、集中力も欠いてしまうでしょう。

如何に、ストレスなくラウンドできるかが必要ですよね。

せっかくのゴルフなんですから!

では練習する意味あるの?

意味ありますよ。

できないことをできるようにしようとすれば良いんです。
フィードバックができているコトが大事なんです。

Mさんの場合は、練習も結構熱心にされますし、確かに飛距離も出ます。僕とほとんど変わらないですから。

確かに、練習場では良いインパクトをされるのです。

Mさんの場合は、ラウンド中に無駄なショットをしていることが明確なんです。
ラウンドレッスンで拝見していると、よく分かりました。

しかし、Mさんは違うコトが原因
つまり

アプローチが寄らない

と思っていたんです。

難しいアプローチが多すぎるんです。

そのアプローチを残さなかったら、パーなんて楽々のハズなんです。

HDCPが伸び悩むのは、できやしない無理なショットの夢を追っているんです。

未来の夢を

練習場とコースとの違い

Flight Scope X3をレッスンで取り入れてから、劇的にスコアの安定性がアップしたり、飛距離を伸ばされたりしています。

皆さん、ショット力が確実に伸びています。

しかし、もうあと1つレベルを上げるには、

将来の夢が大事です。

できやしない

未来の夢をラウンド中描いてるんです。

練習場では

Mさんの場合、
基本的なスイング練習を行い、自分ができる精一杯のショットの練習を確実に行ってもらうだけで良いんです。

Flight Scopeでは、
モニターで左右・縦(距離)のブレ幅も確認できます。
アベレージのデータも見れるんです。

そこで、将来の夢としてブレ幅を少なくしていけば良いだけの話です。

真っ直ぐな弾道は、未来の夢なんです。

コースでは

練習場で平均してできることをやるだけ。

  • あいつより近づけてやろう
  • ドライバーで絶対飛ばしてやろう

など、練習場でできないことをやろうとしているんです。

未来の夢を見てるんです。

ゴルフはゴルフ

あなたのゴルフという価値はなんですか?

あなたが目標としているゴルフは、その価値の方向性をブレさせてませんか?

子どもは、純粋にゴルフを楽しんでますよ。
そして将来はプロゴルファーになりたいって。
〇〇みたいなプロゴルファーになりたいって。
憧れて、徐々に将来の夢に向かって練習しますし、学校の勉強がゴルフに役に立つと、僕達は伝えています。

大人は、学校で勉強してきたにもかかわらず、
勝手にドライバーは、230yは飛ばなくてはいけない。
真っ直ぐ飛ばなくてはいけない。
っと思い込んでるんです。

そんな未来が来るかもしれません。

例えば

ボールが、自動的にアプリで設定されただけの飛距離や方向で飛んでいくのであればの話ですね。

全く面白くないでしょうね。

現代のゲームでもそんなゲームはないですから。