アドレスとは
私達、PGAティーチングプロ会員なら誰でも知っている
その第3回までのお題、
構え方
グリップの握り方、ボールの位置と構え方の手順、構え方
グリップもさることながら、アドレスが難関なんです。
アドレスの手順として、脚の付け根から前傾する（股関節から前傾させる）と伝えるんですが、できる人とできない人がいるんです。こんなコトを聞いた覚えありませんか？
お尻を突き出して！
コレって実は、前傾ができない人に伝えるには、もっともポピュラーな言い方なんです。
前傾ができる人にコレを伝えてしまうと間違って背骨を反ってしまう人も…
TPIでは、S字姿勢とも…
こちらは、C字姿勢。
ちなみにS字姿勢・C字姿勢のコトは、以前のブログに書いていますのでご覧ください。
前傾させる
ゴルフの構え（アドレス）では、股関節から前傾をすることが前提なんですが、コレができない人がホントに多いんです。
ちなみに、1プレーンスイングの方には、屋上から下の窓を見る感じと伝えるコトもあります。そうすると、前傾ができない人は、
こんなに？
と驚かれるのですが、実際の画像で確認してもらうと
コレだけ？
って感じになってしまうんです。
かがむとしゃがむ
かがむ（屈む）
前傾=前屈
すなわち、コレが正解。
屈むコトでアドレスでの前傾ができるんです。
ちなみに、つつま先さわりテスト（ TPIスクリーニング・テスト）で屈めるかを確認します。
では、しゃがんでしまう人ってなぜだかご存知ですか？
脚伸展ブリッジテストで判定すると判ります。
それと例えば、アイアンでクラブヘッドのソールを地面に沿わすと言う思い込みがあったりします。
実際は、トゥは必ず上げておく必要があるんです。
何故かご存知ですか？
ゴルフスイングで効率よくスイングすると、トゥダウン現象が起きるんです。
ちなみに、トゥダウンの最大値は、重心距離です。
ということは、しゃがんで構える人のほとんどがインパクトでトゥが先に地面に当たり、フェースが開いて右に飛び出していくコトになるんです。
正しい前傾って？
何度もお伝えしますが、脚の付け根から前傾させることが正しいアドレス。
実は、後方から見ればすぐにわかるんです。
右脇と膝と母趾球が一直線になれば正しいアドレスなんです。
1プレーンスイング・2プレーンスイングであれ同じコト。
1プレーンスイングでは、
2プレーンスイングでは、
とこのような感じです。
バランス良く、安定したアドレスを心がける。
屈むコトとしゃがむコトがどれだけ違うのか！
画像だけでわかります。
アドレスでゴルフのレベルが判りますよ！
