初心者ゴルフレッスンとレベルアップゴルフレッスン

つぶやき

ゴルフレッスンってどんなイメージでしょうか?
分野が違うと思いますが、例え話としてご紹介しましょう。

日本語

先日のレッスンでの一場面です。珍しくおひとり様だったのでちょっと、その方に質問しました。

Iさん、日本語ってどうやって覚えたんですか?

I様は韓国出身。もう来日40年近くだとのこと。
I様の上達ぶりには、僕も脱帽なんです。
本当に努力家。なので、上達の秘訣として、日本語というコンセプトでご質問させて頂いた次第です。

マンガ

I様が

プロ、私は韓国から韓国の家族を養うために日本に来て、全然、お金が無かったから独学だったの。まずは日本の漫画を見てひらがなを覚えたの。

発音は、少しずつ聞いて覚えたとのこと。とりあえず毎日、繰り返し。仕事ばかりしていたから、日本語の勉強は休みの前の日の土曜日に、毎回、徹夜をしていたとのこと。

日本食

I様は

日本に来てから韓国料理は、絶対に食べなかった。日本料理しか食べなかった。なんでかっていうと、一つひとつの食材の名前を覚えたかったから。それも勉強なんですよ。

徹底していますね。日本で生きていくために、日本を知ろうとする。わからないことがあれば、何回も同じコトを繰り返す。

ゴルフレッスンでも同じだとおっしゃっていました。

私は、覚えが悪いから教えてもらったことを自分なりに解釈をして、できるまで練習するの。ちゃんと本と照らし合わせるの。

I様はこんなことも言ってくれました。

私は思うの。
1年生には1年生の教科書
1年生が、6年生の教科書を読むなんでほとんど無理でしょ〜
確かに、飛び級になれる人もいるかもしれないけど、ほんのひと握り。
ゴルフでも、今自分は、何年生かがわからないのに、上級者のことをやろうとするけどできない。それをグチのように言うの。何を言っているのかわからないと。レッスンが悪いと。そうじゃなくて愚痴を言う前に、自分が何年生か分かっておけって、私は、いつも思っているの。私は、幸せなの。ココに来てやっとゴルフができるようになったの。自分の足りないことを指摘してくれて、上達してるんだもん。それも3ヶ月でよ。

PGAティーチングプロ

PGAティーチングプロB級は、

8週行程表と言う初心者レッスンマニュアルが配布され、1週目と4週目の講義内容を実演するテストがあるんです。
ちなみに、このPGAゴルフスクールマニュアルでは、

PGA基本ゴルフ教本に沿って

第1週 セットアップⅠ(クラブフェースとグリップ)
第2週 セットアップⅡ(体の向きとボールの位置)
第3週 セットアップⅢ(ボールを打つ構え)
第4週 スイングⅠ(スイング軸)
第5週 スイングⅡ(スイング軌道)
第6週 スイングⅢ(スイングプレーン)
第7週 スイングⅣ(クラブ別ショット)
第8週 まとめ(ラウンドに向けて)

という風に、全員このマニュアルを持っていて、この順序でレッスンを行うと、コースデビューはできるんです。
僕も、初心者の方には、必ず、このマニュアル通りにレッスンしています。

第1週から第3週までは、必ず、アイアンでもティーアップをすることが大事なんです。

PGAティーチングプロA級は、

制限と解放

をコンセプトにその人の癖、例えば、動きにくいところを動きやすくしたり、動いてはいけないところを動けなくしたりするための、様々な矯正法を学びます。

スタンス・前傾角度・傾斜・つま先の開き具合など。

B級で基本を覚えて、その次は、その人のカラダに合わせたレッスンを行う。

同じスイングなんてないんです。

そして全員、個性があるんです。その個性がその人のゴルフを左右するんです。

僕は、2016年からTPI(タイトリスト パフォーマンス研究所)認定を受けて、カラダの制限と解放の部分を理解しています。BIG12やスクリーニング・テストを理解し覚えている。

何をどういう風に改善して行けばいいかを。

あなたは、何年生?

ご自分のゴルフは、何先生ですか?

ゴルフ歴だけ長いんだけど…
ボールが曲がるからなんとかしてほしい

まず、グリップ違いますよ。

とか

動画で飛距離アップレッスンを見たんだけど…
全然、飛ばない。

上体と下半身の捻転差がないですけど。

日本では義務教育を受けてこられた方がほとんどのハズ。

ご自分が初心者レッスンを受けた方が良いのか、スキルアップレッスンを受けた方が良いのか。

僕のレッスンでは、まず、体験カウンセリングを受けていただき、基本的には僕が判断します。

ホントに初めての方には、初心者デビュー用を、ゴルフはした事あるけど基本からということは、ビギナーメンバーへと。

自分は何年生かと判ってもらいたいんです。

できる人には、できる人なりのカリキュラムがあります。

素晴らしい一言ありがとうございました。

I様は、僕にとっても、素晴らしい人のお一人です。僕がブログに取り上げさせていただいている方って、ホントに素晴らしい方達ばかりです。僕が素晴らしいっていうことは、皆様には、どう思っていただけるでしょうか?