[Xファクター]ゴルフスイングでのバックスイングとダウンスイングの捻転差

ブログ

Xファクター

ジム・マクレーン氏が定義した捻転差のこと。詳しくは、ゴルフ豆辞典にて。

捻転差と言われても、イマイチ想像がつかないと思います。それもそのはず、実は、このXファクターってスイング中の頭上からでしか計測できないんですよ。

僕が知っている限り、最新鋭機器の中ではGEARSでしか

それも、このXファクター、個人差もすごいんですよ。よく切り返しのタイミングとか、バックスイングとダウンスイングの一瞬の上半身と下半身の動きの差とも言われています。

ゴルフスイングは、捻転差が飛距離に直結します。この捻転差が、クラブヘッドへ運動エネルギーとして伝達されて最大飛距離となるんです。

さて、それでは、通常のゴルフレッスンでXファクターをどのように体感していただけるかをお伝えできたらと思います。

プロゴルファーとアマチュアゴルファーの差

究極でいうと、アマチュアゴルファーがプロゴルファーのXファクターを実現することは、大変難しいことだと思います。

レッスンをしていて本当に思います。

ある生徒様から

マジでこんなに!?

と驚かれ、ゆっくりとインパクトまでの動きを再現して頂こうとしても、苦しいとおっしゃいます。

しかし実際は、解剖学的には動くハズなんですが

インパクトでの、骨盤の角度と胸の角度、そして肩の角度をお伝えするんです。

動かす順番は、TPI(タイトリストパフォーマンス研究所)キネマティック・シークエンスで解析済みなので、ご興味がある方は、TPI認定者にご質問ください。

バックスイングとダウンスイングの捻転差

バックスイングは、上半身が右にスイング軸を中心に回転しながら骨盤が右に回転します。

僕の場合、バックスイングからダウンスイングの一瞬の切り返しの角度差は、僕の場合、およそ2°でした。

そして、ダウンスイングでは、下半身からの始動でXファクターが作られ、インパクトまで一気に骨盤が左に回転していき上半身の捻転が解かれながらインパクトを迎え、そして次に上半身が下半身を追い抜いていき、フィニッシュへと向かいます。

ちなみにインパクトでの最適な角度は、骨盤45°・胴体35°・両肩0°だとのことです。

かなりの関節の可動域や柔軟性が求められるということです。

ホントにカラダを雑巾やゴムチューブで例えたらわかりやすいと思います。

めちゃくちゃシンドいですから。

エクササイズしましょう

さてこのXファクターをする上で殆どの方は、アーリーエクステンションを引き起こしてしまいます。

また、柔軟性の観点から、上半身回転や骨盤回旋などのエラーがスクリーニングテストで現れます。

Xファクターは飛距離に直結する動きである以上、この捻転差がなければ、飛距離を追うことは大変難しいことなんです。

コレは、ホントに地味なエクササイズを続けるしかないんです。

でも、ホントは、寝る前にできる範囲ですよ。

寝ながらできるエクササイズで動くようになりますから!

お試しあれ!

動画は、JUNGOLFACADEMY
IInstagram