昔、ある医師から言われたことがあります。
「森本さん、あのね、子供たちはみんなトップアスリートになることができる才能があるんです。でも大人がその才能を見つけることができないんです。
森本さんはゴルフの専門家として、子ども達の才能を引き出させる正しいゴルフを伝えてください。」
この言葉がふっと出てきました。
PGAティーチングプロA級のゴルフレッスン。初心者から100切り・上級者やプロゴルファーまで、レーダー弾道測定器Flight Scope(フライトスコープ X3)TPI G2(タイトリストパフォーマンス研究所 GOLF レベル2認定)、モーションキャプチャーMATOUS®︎ 、そして新たにビジョントレーニングを使いサクッとおいしいゴルフのつくり方を伝えます。
突然でした
はじめまして。突然のDMで申し訳ございません。中学2年生の子どもがゴルフ競技をしております。ビジョントレーニングに興味がありご連絡をさせて頂きました。夏休み中で、レッスンまたは体験をさせて頂ける日程や料金、場所等を教えて頂けないでしょうか。宜しくお願い致します。
InstagramからのDMでした。
中部地方からのご依頼でしたので、以前お世話になっていたピアゴルフガーデンにご協力を依頼した次第です。
快諾していただきました。
ありがとうございます。
そしてご連絡させていただくと
うちからそんなに遠くないのでとても助かります🙇♀️
今、実は子どもは腰の調子が悪くて…ショットはあまり出来ないのですがそんな状態でもビジョントレーニングは出来ますか?治してからの方が良いでしょうか?
歩いたりはできますかね〜
それは全然、出来ます。
トレーニングやジョギングは許可が出たので毎日してます😊
なら大丈夫です。
ではどうして?
お母様から見て、お子様のゴルフがビジョントレーニングでどう変化すると思われますか?
私から見ると子どもは、アライメントを取ることが苦手な様に感じます。見る力を鍛えれば、そこが改善されるかもしれないと思いました。読み書きや物事を順序立てて考えることも嫌い!と本人が言っておりますので少しでも苦手意識がなくなればなぁと考えています。
さて、僕は考えました。
事前に情報としてネットなどで成績を拝見させていただいていました。
伸び悩みがあるんだな〜と感じていました。
ちょうど、ゴールデンエイジ期も過ぎ、身体も大人へと変わっていく時期です。
この時期は、成長の段階で難しい時期でもあります。
しかし、およそ検討がつきました。
そして当日を迎えました。
距離感が
さて、まずはカウンセリングからです。
ゴルフで今、悩んでいることは?と尋ねると
距離感と集中力
僕は、やっぱり!
でした。
ですが、当然の如く、スクリーニングチェック「見るチカラチェック」を始めることにしました。
順調良く眼球運動のチェックが終わりに近づいた時です。唯一できないことがありました。それは「寄り目」でした。それも左目が。
利き目をチェックすると「右目」でした。
基礎両眼視がうまくできていない。
眼球コントロールにしても、ピント合わせの柔軟性も、そして両眼のチームワークがうまく機能していない。
寄り目をすると気持ち悪いと訴えかけられ、自分から後にのけ反っていくくらいです。
少し休憩を挟み、眼球の追従運動と跳躍運動のエクササイズを行いました。
そうすると、目が変わったんです。
ちなみに、室内のパッティンググリーンをお借りしていたのですが、
じゃ、今立ってる場所から何歩でこのホールに辿り着くかを言ってください。
と伝えると
8歩くらいとのこと。
じゃあ、目を瞑って8歩で歩いてごらん
そうすると
8歩でジャスト。
本人もびっくりです。
では、5歩くらいのストレートラインを自分のパターではない備え付けのパターで打ってもらったところ、1球目で入ってしまいました。偶然もあるので、違う場所から同じく5歩くらいのストレートラインを。2球目も3球目も入ります。本人も驚き、お母様も驚いていらっしゃいました。
そうなんです。
利き目の右目だけで基本的に見ているで基礎両眼視や深視力が鈍り、そしてアライメントまでおかしくなっていたんです。
しっかりと左目も使っていなかったんです。
そうです。
距離感が全てを狂わせていたんです。
モゾモゾする
「見るチカラチェック」は基本的には、座ってもらって行います。
でも、モゾモゾしているんです。
それは、集中力と関係がある原始反射が残っている証拠。
原始反射のチェックが進み、残存しているハズと思っていた2つ目。
そうなんです。
やはり、残っていました。
そこで聞いてみました。
ゴルフウェアの生地で好みあるでしょ。
そうすると
そうなんです。いつも同じウェア着るんです。
他のウェアでは、なんか気持ち悪いって言うので。
実は、この事が伸び悩ませていた要因の一つでした。
そして、またその原始反射を抑制するエクササイズを行いました。
すると、また、しっかりとした姿勢になったのです。
またもや、本人もお母様もびっくりです。
伸びしろを見つける
成長期でした。
今までとは違うんです。
身体もココロも変わっていく時期なのです。
お母様が気付き、本人も悩みを打ち明けてくれたことで、これからの本人の将来に大きく変化をもたらす事ができたのです。
何が問題なのか?
伸びしろを見つけようと親子で思ったことが、今回の結果になったのです。
数時間後、お母様からのコメントが送られてきました。
本日はご足労おかけして、申し訳ございませんでした。沢山の新しい学びがあり、素晴らしい時間を過ごす事ができました🙇♀️こどももわかりやすくご説明頂いたおかげで、自分でもしっくりときた様子です。これもご縁ですのでこれからもよろしくお願いします。
そして僕は、次のようなコメントを送りました。
才能は凄くあると思います!逆にポイントさえ押さえれば、無駄に練習するより伸びしろはたくさんあると思います。それさえクリアすれば、お子様の夢が叶う可能性は増すと思います。
楽しみですね、将来が!
※ビジョントレーニングの効果には個人差があります。本記事にて紹介した例は、体験者個人の感想に基づき投稿しております。