気持ちよくゴルフしたいですね!
ゴルフってどんなイメージですか?
このブログ読んでらっしゃる方は、ゴルフをされてる人だとおもいますが…
では、ゴルフって何ですか?
それは、10人居れば10人違うハズ。
まさか、全員、プロフェッショナルになろうと思っていませんよね?
別に構わないんですよ!
練習すれば可能性はあるんです。
スコアが良いからプロでもなく、教えるのが上手いからプロではなく、ゴルフを専門的に仕事にしている者がプロフェッショナル。
プロフェッショナルは、命賭けてます。
ちなみにたまに見かけるんです。誰もが知っているトップアマチュアの方が、知り合いをレッスンしている。レッスンは良いと思いますが、アマチュア規定に反して、金銭の授受を受け取っている人。
あなたですよ。あなた。
ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)であなたのゴルフの価値を見てみましょう?
私たち、PGAティーチングプロ(TCP)は、初心者から上級者、トーナメントプロ(TP)にでさえゴルフを伝えることがあります。
ティーチングプロB級の履修科目には、心理学がありますし、A級では、認知行動療法がスポーツ心理学の分野でも効果があると伝えていただいております。僕は、2013年から認知行動療法を勉強し実践し、そして今ではACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)を勉強し実践に投入しています。ちなみにACTは第三世代の認知行動療法と呼ばれています。
それでは、一例をあげてACTを感じていただきたいと思います。
ちょっとそのままにすること
スコアを良くしたいから飛ばさなくてはならない。飛ばすならドローボールを打たなければならない。ドローボールは、インサイドアウトのスイング軌道でアッパーに打たなければならない。バックスピン量は1700rpmで、打ち出し角は17°と高弾道にしなければならない。
コレって誰の入れ知恵ですか?
ホントに、コレが正しいんですか?
トップやダブりなど、ダウンブローなアイアンのインパクトをするには、ボールを見なければいけない。インサイドからのダウンスイングをするには、右脇を閉めて垂直に下さなければいけない。インパクトでハンドファーストでなければならない。
- 起き上がってる。
- タメがない
- 入射角がアッパーだ。
まだまだ色々ありますが、完全に決め付けてますよね。
見たことも聞いたこともないことを、ましてや自分ができていないことを、見たことや聞いたことはあるけど、自分はできない、した事もない人から教えられると、しなければならないと思い込んでしまうんです。
そんな時は、スイングを動画で撮ってあげたり、フライトスコープで可視化してあげたりしてます。
思い込みは、アタマの中で言わせておけば良いんです。そんなことは、逸話であって根拠のないことだと気づくまで。
気づくこと
いっぱい頭の中で考えてるんです。色んな言葉がアタマを駆け巡っている。落ち着いてみましょう。例えば深呼吸するとか。水分を補給するとか。もしかすると、大好きなお菓子を食べれば良いかも。
…んで、さっきまで悩んでいたことって何でしたっけ?
森本さん。どうしても上手く打てないんですが、何故ですか?
やっと気づくんです。自分が思い込んでいることが、逸話だということを。
そこで僕は伝えます。
ゴルフって何ですか?
意固地になってあーでもない。こーでもないと考えたところで、間違ったことを覚えているんだから解決できる訳がないんです。
素直に、わからないと言ってもらっただけで良いんです。
僕は、プロフェッショナルなので嘘は言えません。いえ嘘はついたとしてもその嘘は、その人にとっては今後のゴルフを変える嘘になるだけで、正しい嘘になるんです。
選ぶこと
スコアを縮めたい。飛ばしたい。真っ直ぐに打ちたい。
この文章にもうちょっとだけ、言葉を付け加えてみたいと思いす。
100を安定して切れるようにスコアを縮めたい。最低230yは飛ばしたい。綺麗な弾道で真っ直ぐに打ちたい。
言葉に言葉を重ねて、限りなく膨らんで、もう付け加えることのできないくらいの言葉の連続になるでしょうね。
さらに付け加えてしまうと…
ドライバーは230yは飛んで高弾道で低スピンで真っ直ぐに飛んで行ったら、楽に100を切って安定したスコアでゴルフができて楽しいだろう。
全部引っ括めたらこんな話になるでしょう。
この会話をする人は、100なんて切れる訳ありません。
自分に1番大事なことは何かと言うことを選んでないんです。
ひとつも解決しようと考えたり、行動にしたりしていないんです。
言葉の選び方一つでこんな文章になるの思います。
ドライバーでそこそこ飛んでくれて、アイアンもそこそこ目標方向に飛んでくれて、アプローチでそこそこグリーンに乗ってくれて、パターもだいたい2パットくらいで収まれば、安定して100を切れると思うんですが。そうなるとゴルフが楽しいでしょうね。
誰もが思っていることでしょうが、本当にそのような言葉を選んでラウンドされてますか?
気合いだ
少し戻りますが、
ドローはホントに飛ぶんですか?
1,700rpmのバックスピン量で17°の打ち出し角って見たことあります?
僕にはできませんし、見たこともありません。フライトスコープの資料にも書いてません。誰が言い出したんですか?
僕の最適な弾道は、3,000rpmの回転数で、13°くらいが1番平均した飛距離を出せます。
言葉(情報)だけが先走り、それが良いか悪いかの判断がつかない。
先ほどの
起き上がった。
そんなに動体視力良いんですか?
僕らでさえ、動画で再生しないと見えないんですよ。
何を根拠に言ってるんですか?
テキトーなこと言ってる人が多いですよ。
特に、ゴルフのスコアが良いと思われている(自他ともに思い込み)人ですね。
同じことがまた起こるハズがない
目標がある。
それまでには少しずつの小さなゴールの積み重ねが大事。
110切り、100切り、90切り、85切りどんどんスコアが縮まってきます。その全てのレベルアップは、全て同じ問題が原因なのでしょうか?
- スイングだったり
- カラダの可動域であったり
- クラブかも
- メンタルもあったり
- コースマネージメントであったり
- パターやアプローチ、バンカーとかの特殊なショットであったり
します。
列記しただけで6カ所のゴールがあるんです。
それが壁ってよく言われる現象のひとつです。
でも、それって本当に壁なんですか?よじ登れない壁ですか?左右、上下共永遠に続く壁なんですか?
ちょっと昔ですが、ベルリンの壁も無くなりましたよ。
少し今を雲よりも高いところから見下ろしてみませんか?
永遠に続いている壁なんてどこにも存在しないでしょう。
回り道さえあるし、よじ登ることもできるかもしれません。壊す事もできます。国境さえ越えることができているのでは?
トランプさんは、いちお越えましたからね。
できないんじゃないんです。
ましてや、ゴルフ。
池越えのショートホールで絶対に打たないといけないってルールありますか?思い込んでませんか?
今、この瞬間、自分がこの池越えができるスキルをお持ちですか?客観的に見てください。
試合じゃあるまいし、楽しくゴルフしたかったら、断念することも選択肢のひとつ。チャレンジするのもひとつ。選ぶことができるんです。
同じことって起こるハズがないんです。同じ失敗をしなければ。失敗しても良いんですよ。そのあと、振り返って何が悪かったのかを客観的に判断できれば良いんですから!
趣味はゴルフですよね。アマチュアの方は。
僕達は、仕事ですので。
ACTをちょっと使ってみました。まだまだですが…