コンサートを開こう!

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先日、友人と楽器の話をしながら、焼き鳥屋さんで呑んでました。ちなみに、その友人は、アマチュア・オーケストラでトロンボーンを担当してます。トロンボーン歴20年以上、中学の時はトランペットでした。僕は、ご存知のとおり、まだアルト・サックス歴は6ヶ月、クラリネットは中学の3年間のみ。

ゴルフで換算してみても面白いですね。

ある程度、地区では有名な楽団に所属していて、その人は、ゴルフで例えるとトップアマチュアって感じ。それに比べて、僕は、100切りなんて全然できない初心者の域です。

どんな練習やコンサートでの演奏中、そしてソロの時に考えることを話してもらえました。

その話が、ゴルフの練習やコースでのラウンドと同じだなぁ〜って思って、ちょっと書いてみました。

あくまでも個人的な意見ですが…

ロングトーン練習

あくまでも基礎練習しか無いやんやで!でもその基礎練習が何よりも大事。ロングトーンで音1つひとつを確実に出す練習が基本やで!

一緒です。

ゴルフでも、基礎練習しかやりません。ビジネスゾーンと言われるハーフスイングで確実にボールを真っ直ぐに飛ばす練習が基本です。

僕達は、時間があれば必ずやる練習です。

いきなり、7番アイアンでフルスイングなんてしません。

音が吹けないと曲にならない

ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド

全部同じ音程で、最低でも3オクターブの音域が無いと曲にならないんよ。どれか一つでも音が出ないと曲として成り立たんねんわ。基礎練習でその音が出ないと言うことは、それを自分自身で色んなことを試して工夫して練習してるんよ。

それと、1人で練習していても意味ないコトもあるんやわ。音程違うってコトがわからん時もあるんです。

そやから、音合わせするんですわ。

でも、プロってやっぱり違うんです。ちょっとブランクがあったりしても、自分専用の楽器でなかったとしても、それなりに音を合わせてくるんです。僕らは、初めて渡された譜面見てすぐに吹けって言われても全然無理なんですけど、プロは、それなりに吹いてくるんです。数回でほぼ譜面見なくても曲が出来上がってくるんです。

やっぱりプロは、違いますわ〜

なるほどって思いました。

僕らにとっては、当たり前だったコト。ゴルフとしてプロですから、いくらでもできちゃいます。ドライバーで200y飛ばせって言われたら、どんなスペックのドライバーであっても打ててしまいます。

当たり前のことなんです。

間違いは誰にでもあります

その人の家族は、音楽一家。トロンボーンはもちろん、サックス、オーボエなど。プロの人も居ます。その人達でさえ、今年の某お正月番組の芸能人格付けチェックで間違えたってコトを聞き驚かされました。

高額な楽器と初心者用の楽器での四重奏で間違えたんだそうです。

プロとアマチュアの演奏の音は間違わなかったんですが、四重奏でプロが間違たんです。

プロは、その楽器が奏でる音を、引き出すことができる。だから、コレは間違えたって。

それは、初心者用の楽器であっても最高のパフォーマンスを出しているのであって、この楽器ならこれ以上の音は出ないんだから、この合奏は、その状態なら最高のパフォーマンスだったとのこと。プロは、この楽器ならこの楽器で最高の音を出すのは、簡単。でもコレでお金を稼ぐってのは、無理なんです。

今の自分の最高の音が出せる楽器で、最高のパフォーマンスができるコトで演奏するのがプロの仕事。

ちなみに、

トロンボーンでもそうですが、サックスにしても、初心者用からカスタムチューニングされたプロ専用まであるってコトは、初めて聞きました。

素材から何から何までもカスタムは違うんだそうです。僕らのゴルフクラブも完全にカスタムされてます。メーカー品であっても、必ずカスタマイズしてます。

絶対音感

音が合っていないと合奏していても、浮いてしまいます。それも、指揮者が居れば、その指揮者の音が出ないと調音して、それに合わせる。それで演奏するから合奏して良い曲だとなる。それがプロでもあり、絶対音感がある人だからできるコト。

絶対音感

耳が合っていないとできないコトです。

ちょっとググってみましたが、プロと言っても必ず絶対音感がある訳では無いみたいですが、ほとんどのプロは絶対音感を持っている。何故なら、その人が専門としている楽器が基準で絶対音感がわかるってコト。今や音感は、機械でも測れるんですが、人が自分の耳で判るって凄いと思います。

でも、その絶対音感があるって言っても、体調が悪かったりしたら音が違うので、調音して譜面に書かれた音にする。

ゴルフでは

絶対音感って言うひとつの基準はない。有るとしたら規定打数(パープレー)。指揮者も居ない。もし指揮者と言うのであれば、それは、自分自身。

ラウンドがコンサートだとしたら、1つひとつの楽器や音が、クラブやボールであったり、弾道であったり。

曲が1ホールだとしたら、そのホールで最善の音を奏でるとスコアはパーになる。

1つの音を外してしまうってコトは、その曲は既に良い曲ではない。

ってそんなコトないんです。プロは、その1つの音を外したとしても、すぐにリカバリーできるだけのモノをあるんです。

ゴルフでも、ティーショットがちょっと曲がったとしても、セカンドショットでリカバリーしていくか、アプローチでリカバリーしていくが、パターで取っていくか。

その積み重ねが18ホールであって、1ホールがダメでも次の1ホールで取り返していく。

それには、全てのショットを練習している。それも基礎練習を。そして、楽器と同様に自分専用のクラブを使って。

アマチュアの方にも色んなタイプがいらっしゃるのですが、今のご自分のゴルフは、曲やコンサートに例えるとどんな感じでしょうかね。拍手喝采なのか、途中で退場されるか。

満遍なく練習をするっていう、ロングトーンで音の練習を必ず行う必要不可欠な練習が、曲を合奏できるコトでもありコンサートとなるのではないでしょうか?

ちなみに

100切ったらクラブ買う。

のではなく

100切りたかったら今の自分に合わせたクラブを使え。

80を切りたかったら、自分専用にカスタマイズされたクラブを使え。

そのクラブは、ホントの意味でプロにアドバイスを受ければそれが一番。

何故なら、その人をレッスンしてきたんだからその人の癖も知っているから最適な

音(芯に当たった)

を出せるクラブをアドバイスできるんです。

絶対音感的なモノを持っているティーチングプロにアドバイスを求めて貰いたいです。

まさか、楽器にまでそんなコトがあるなんて夢にも思わなかったです。と言うコトは、僕は音楽では、まだ初心者ってコトですね

今度、先生に聞こう!