90/90テスト・頸椎回旋テスト・手首パターンテスト

TPI

冬の時期だからこそ

以前、

TPIタイトリストパフォーマンス研究所)が発表している、BIG12と言われるエラーの紹介をしました。

さて、ではそのエラーがまさかカラダが正しく動かないからできないとは、夢にも思っていないでしょう。

では、皆さんできますか?

前回は、つま先さわりテスト・下半身1/4回旋テスト・脚伸展ブリッジテスト

でした。

さて、それでは、第5回目スタートです!

フィジカル・スクリーニング

ゴルフスイングでは、可動性と安定性が要求されます。

また、3D動作解析(モーションキャプチャー)の進化と共に、キネマティック・シークエンス(身体の動く順番)が、よりスピードからエネルギーを体中に伝達され、そのエネルギーをクラブヘッドに最も効率よく伝えていくことができるということ可能にしました。

もはや、ゴルフスイングをすることは、体の動かし方で決まってしまうということです。
どこを安定させ、どこを稼働させるか。

そのことを理解していないと、

どんなに最新のクラブを使ったとしても、どれだけフィッティングをしたオーダーのゴルフクラブでも、ゴルフスイングができる身体ではないとまったく無用の高価な

でしかないのです。

なので

今回は、肩関節・首回り・手首についてお伝えしたいと思います。

90/90テスト・頸椎回旋テスト・手首パターンテスト

肩、首、手首の柔軟性と安定性のパフォーマンスをテストします。

実は、この3テストって

へー!

っていうテストなんです。

納得されると思いますよ!

90/90テスト

このテスト、実は、皆さんのトップ・オブ・スイングの位置を表しています。要するに、この位置にしかクラブを持っていくことができないということ。肩関節の外旋可動域と肩甲骨の安定性があなたのトップ・オブ・スイングを作り出しているってことです。

頸椎回旋テスト


このテスト、はっきりと言います。

頭を残せ!ボールを見ろ!(笑)

巷の、都市伝説的なゴルフ用語の根源です。

要するに、首の柔軟性。

飛距離を伸ばすには、首の柔軟性が大事です。

ちなみに、僕の場合、交通事故で首をヤられてからは、一応できるのですが、痛みが出てしまうんです。でも、これができないと飛距離が…

手首パターンテスト

手首は飛距離と方向いずれにも重要な部位。

できて当たり前と思っている方も多いのですが、できたとしても左右の差異が、影響を及ぼします。

回内・回外テスト

このテストでは、回内・回外80°が正常です。

また、差異があることにより飛距離・方向いずれにも影響します。

屈曲・伸展(掌屈・背屈)テスト

このテストでは、屈曲・伸展(掌屈・背屈)いずれも、60°以上が正常です。

これも、差異があることにより飛距離・方向いずれにも影響します。

撓屈・尺屈テスト

これは、皆さんお判りのハズ。手首のコック。

では、このテストで通常どのくらいの角度が大事か!

撓屈、左右とも20°・尺屈、左右30°

でも、この時に、回内・回外も無意識にされる方がほとんどなんです…

なぜできないの?

90/90テストの可動性

肩の内・外旋の柔軟性が悪い…

それと肩甲骨が…

以前にもお伝えしましたが、上半身は柔軟性が大事なんです。

右肩の外旋だけを見てみます。

なぜなら、トップ・オブ・スイングは、右肩外旋が大事なので。

まず、今回はプロゴルファー(USPGA)から

立位での右肩外旋は、87.5%以上が、101°以上外旋できます。
ゴルフ姿勢での右肩外旋は、立位での角度との差が5°以下が、40%でした。

しかし

アマチュアでは

立位での右肩外旋は、30%しか、101°以上外旋ができないのです。
しかし、ゴルフ姿勢での右肩外旋は、立位での角度との差が5°以下が、45%でした。

何を言いたいかというと、アマチュアがトップ・オブ・スイングで悩む原因は、この右肩外旋がキーポイントなんです。

頸椎回旋テストの可動性

なぜできないのか。

簡単です。頸椎の関節または椎間板の変形です。その中でも頸椎の変性が最も多く、関節可動域が制限されてしまっているからです。ぼくはなんとかできますが、痛みが出て左小指と薬指に痺れを起こす原因は、このテストで分かっています。でも、なったものは仕方ないのでケアしていきながら付き合っていきます。

それと、首周辺の筋肉の固い状態(肩こり)や筋膜の制限です。

ゴルフにとって首は、飛距離の要なんです。

手首パターンテストの可動性

手首とは、

  • 回内・回外
  • 屈曲・伸展(掌屈・背屈)
  • 撓屈・尺屈

この3つの動きが十分にクリアされていないと思うような弾道にはならないのです。できないわけではなくて、実は、この手首の可動性に関しては、日常の手首の動きが重要になってきます。

制限を治す

今回は、

へー

っていうところのテストを紹介させていただきました。何気ない日常での会話の中の

肩が凝った・首が凝った・手首が固い

が、ゴルフスイングの妨げになっているんです。まあ、一般の人はもちろんのことでしょうし、こうして、ブログを書いている僕でさえ、凝ってしまうんですから、日ごろからのストレッチが重要ですね。

皆さん、大阪ではまだ数少ない、TPI(タイトリストパフォーマンス研究所)認定でPGAティーチングプロの僕が、スクリーニング・テストであなたのカラダのエラーを見つけ出し、ゴルフスイングを改善し、結果をFlight  Scope  X3(フライトスコープ)で確認されてはいかがでしょうか?

また、Flight  Scope  MEVO+(フライトスコープ ミーボプラス)も導入しました。まだ、テスト段階ですが、お試しください。