120切りと90切りとの違い。100切りする前にPGAティーチングプロが伝えたいこと。

ブログ

アマチュアのゴルフは趣味です。趣味のゴルフを仕事にしたら、趣味がなくなってしまいますよ。だから僕は料理が趣味なんです!

AティーチングプロA級のゴルフレッスン。初心者から100切り・上級者やプロゴルファーまで、レーダー弾道測定器Flight  Scope(フライトスコープ X3)TPI G2(タイトリストパフォーマンス研究所 GOLF レベル2認定)、モーションキャプチャーMATOUS®︎ 、そして新たにビジョントレーニングを使いサクッとおいしいゴルフのつくり方を伝えます。

100切り

まず、今回のブログの趣旨についてお伝えします。

俗に言う

100切り

ですが、100を切ると上手だとの都市伝説があるくらいに、100切りに拘るレッスンが多い世の中です。コレは今に始まった訳ではなく、昔から言われてきたことです。

さて、人は誰しも志しがあるのであれば上手くなりたいハズ。

でも、ご自分がどこまで上手くなりたいのかが漠然としていると目標がない状態になるので、何をすれば良いのかさえわからない状態になるのです。

あくまでも100切りというのは目標に対しての通過点、つまり駅伝でいうと1区間であり、その1区間のゴールを頑張ってそして積み重なって、最終的に目標を達成するということです。

とある方から、

どこまで上手くなれば良いかわからないんです。
目標だった100切りの為に120台から80台前半になるまでプロにレッスンしてもらいましたが、逆に誰も誘ってくれなくなりました。
100前後でラウンドしている時は色んな関係の人と交流がありましたが、今になればコンペでもほとんど上位になるので、今ひとつ楽しみがなくなっています。
70台を出せるようになったとして、コレから私のゴルフは何をしていけば良いのかわかりません。
どうしたら良いんでしょうか?

さて、この答えを僕はどう答えたと思われますか?

コレは後ほど。

120切り

ほぼ初心者の方の初ラウンドは120160くらいになるみたいですね。

初ラウンドへ向けて僕の初心者デビュープログラムを受講された後、スコアを教えいただくんですが、およそこんな感じなんです。

では、120を切る方法ってどうしたら良いと思われますか?

実は、僕のレッスンをしっかりと受講すれば、90は切れるようにはしています。
何故なら、僕はその人へ勝手ながら設定しているんです。全てを総合的に評価しているので。

スイング(1プレーン・2プレーンスイング)
フィジカル(TPIスクリーニングテスト
メンタル(べすとびしょんメソッド
クラブフィッティング

全て、螺旋状になってます。

コレは、TPI認定者であれば誰もが知っていること。

その認定を活かすも殺すも認定者自身です。

受講者への目標計画を作らないと何年経っても100なんて切れません。

120というスコアを切るには、しっかりとご自分のゴルフの目標を設定すると、短期間で100切りへとつながっていきます。

なかなか100を切れない人は、120切りの時に正しい計画を立てていなかった、或いは、レッスンで立ててくれなかったことが原因なんです。

120の壁は、実は、ショートゲーム(アプローチ)とパッティングだけなのです。

特にパッティングの正しい練習をすれば、正しいスイングも身につきます。

ショートゲームでも同じこと。すればするほど、正しいスイングができるようになります。

なので、100の壁を破れないのは、スイングに特化し過ぎた結果なのです。

ここに注目してください。

本来ならこの時点でコースレッスンが必要になってくるのです。

ショートゲーム(アプローチ)やパッティングをコースで練習するんです。

私達が、基本を伝えることができるのです。

僕の本当の計画では、ショートコースでのレッスンをお勧めしていました。

息子が

「父さんゴルフ教えて」

と連絡してきた時、基本は教えましたが、3ヶ月後には、ショートコースを体力の限界までラウンドしました。

その後からの息子の成長は〜

実は、このくらいのタイミングでアプローチやパッティングの重要性を必要とするんです。

私は、PGAティーティングプロA級でありジュニア指導員として資格を保有しています。

A級の講習では

遊びの中のひとつがゴルフ

なので、子どもには、ゴルフを遊びのひとつと認識してもらえるようにしていますので飛距離なんて勝手に出てくるんです。

なので、繊細な動かし方をするアプローチやパッティングに特化するんです。何故なら、末梢神経系が整うまでの間に感覚として覚えてもらいたいからです。

では、大人はどうだと思いますか?

大人もゴルフは趣味であり遊びのひとつです。
仕事ではありません。

僕は仕事としてゴルフをします。でも、友達とのゴルフでは、

遊び

のゴルフをします。

しかし、何故だか僕に競争心を持つ時もあるみたいですが、スコアで勝つことはまずあり得ません。というか、スコアなんてどうでも良くて、飛距離とか方向性とかってのもどうでも良いんです。

後続組に迷惑をかけない=スロープレーにならない=焦らせない

だけで遊んでいるだけなんです。テーマパークと同じだと思っています。

友達が僕のレッスンを受けた時に、

お前のレッスンでしか治らない。色々、上手なアマチュアの人に教えてもらうけどその度におかしくなるねん。なんでなん?

大人は確実に最短で上手くなろうとする為に、自分より知識がある人のコトを即に聴き入れる傾向があります。

また、既にカラダを脳が理解しているので、どれだけリミッターを解除させるかがカギになります。

でも、先日のブログ

36の基本動作とプリショットルーティン ゴルフでの基本動作と予備的動作とは?

での、36の基本動作が上手く習得できているのであればスムーズに動くはずです。

ということは、ゴルフの専門家であるPGAティーチングプロのレッスンを受講していただければ、無駄な労力を使うこともないということです。

90切り

あるケースでは、

もう少しで100切りなんですが、自分で何を治して良いかわからない状態なんです。ドライバーが右に曲がっていくのでレッスン動画で練習していますが、今度は引っ掛けてしまうようになってしまいました。

どうしたら良いんでしょうか?

僕は良くこんなことを伝えます。

スイングが良くなったからと言ってスコアが劇的に変わることはありません。

何故なら、一回身につけたスイングはよっぽどのことがない限り変わりません。

身につけたということは、アタマがそうさせてしまっているので、そのアタマが変わらないとスコアを縮めることはできません。

もう少しで100切りです。

でも、なかなか上手くいかない。

レッスンのご依頼は、100切りなんですが、この100切りの依頼こそが難しいんです。

90切りを目指すくらいの状態でないと100切りを目指すことなんてできないんです。

でも、ほとんどの人が90切りをしてもらうために必要な基本的なレッスンを受けて来られなかった人が大半なのです。

レッスン動画の見過ぎや誤った知識を覚えてしまっていることがほとんどです。

先程もお伝えしましたが、全てが螺旋状になっています。

この螺旋状であり建設的な練習をして来なかったことで止まってしまうんです。

現に、冒頭でご紹介した方のスイングは、来られた時と今とでは、ほとんど変わっていません。

では何故?

それは、その人の自然体のアドレスを確立したこと。

その人に合ったクラブフィッティングをしたこと。

自己評価を客観的に把握できるようになったこと。

コレこそが、ホンモノのゴルフレッスンを行うプロフェッショナルがコーチングをして伝えて行くことだからです。

90を切る為には、まずは基本動作からチェックする必要があるのです。

初心者デビュープログラムで使用するPGA基本ゴルフ教本の中でも掲載している基本知識を理解しているのかが大事なのです。

始めは、ほとんどの方はパニックに陥ります。

でも大丈夫です。

僕には自信があります。

ただ、信頼関係が大事なんですが

目的を明確化すること。

80台のスコアは、プロゴルファーでも調子が悪いと出てしまうスコアです。

JGTO https://www.jgto.org

PGA https://www.pgatour.jp/web-magazine/

の予選ラウンドのスコアをご覧ください。

プロは必ず70台以下

と思われてませんか?

並外れた努力の結果ですが、それでも80台になってしまう時があるんです。

70台は憧れのスコアかも知れませんし、60台なんて夢のようなスコアだと思います。

でも、そのスコアの代償として残ってしまうものもあると思います。

目指せ60台とは言えないですが、もしそれが目標なら、トータル的な計画を立てないと実現できないでしょう。

僕は、毎年平均ストロークは大体74.5ペースです。でも、一般人の時は70台なんて年に1回あるかないかでした。何故なら、月一ゴルファー以下だったので。

プロになろうと研修生になって、毎日ゴルフをして3ヶ月経ってやっと平均70台になりました。でも、60台を出すにはそれからまだ半年は必要だったと思います。ほぼ365日ゴルフに携わった僕ですが。

現在ではどうでしょうか?

2022年は20ラウンドしかしてません

2022年度のスコアですが、プライベートでは69がベストでしたが、ティーチングプロ選手権では747879なんです。

ゴルフコースも変われば、セッティングでも変わってしまいます。体調でも変わってしまいます。

ちなみに、2022年は下半期はほとんど練習ができない状態になっていて、2023年の初ラウンドでは、いつもの飛距離も方向性も失っている状態でした。

動かないんです。カラダが(笑)

なので、2023年は15日からしっかりと練習やトレーニングを行っています。

50歳になり、自分らしいゴルフでスコアをと思い、メニューを決めました。

2月末までには、Flight  Scope X3はもちろん様々なデジタル機器とTPI G2のスキルをフル活用(職権?)で飛距離と方向性を安定させようとしています。

あと、一番大事なのが

感覚統合

(一社)日本ビジョントレーニング普及協会HPより引用

プロビジョントレーナーになり、眼が視えるようになったことで感覚が追いつかなくなってきました。

視覚が良くなったこと(見えすぎること)で固有受容感覚や平衡感覚が過去とは違うんです。

整えることが必要になってきたんです。

その為にトレーニングをすることにしました。

僕は、2023年からの5年間の目的を明確化しました。

なので、ブレることはないと思います。修正はしたとしても。

ゴルフレッスンだけではなく、カラダもココロもパフォーマンスを向上させる仕事を行なっていきたいと思っています。

あなたはゴルフでも目標を明確にしていますか?

あなたのゴルフの目的は明確ですか?

なんとなく〜

でないのであれば、遅かれ早かれご自分のゴルフが見えてくるハズです。

計画性を持って取り組まれてはいかがでしょうか?

最後に、答えですが

ゴルフの座学を勉強すれば、また違ったことが見えてくると思いますよ。知識を得るとスコアが崩れることもなくなりますから。座学を勉強すればもっと僕達に近づけるし、もしもできることなら、ゴルフを仕事にされても良いのでは?

コースレッスンやラウンドレッスンの重要性

2023年のコンセプト【ビジョン】

視界を広く持つには、練習場だけでは無理です。ゴルフはコースでプレーをしてそれをフィードバックして、課題を練習すること。

もし、何をすれば良いかが分からないなら僕が付いていけば良い。

だから定期的にコースレッスンやラウンドレッスンを行っています。

見極めることができるのが僕達PGAティーチングプロですから。

できないショットを伝えたりはしません。

そんなことしなくてもゴルフを楽しんでもらえることが仕事ですから。

あなたのゴルフの価値観を大事にしますし、無理強いはしません。

今できなくても良いんです。ちょっとだけご自分が変わったと思っていただけるのであればそれだけで良いんです。

1年後、あなたは変わっているハズですから。

ある生徒さんからご連絡を頂きました。

今までは様々なレッスンを受講して来られた結果、僕を選んた動機だったとのこと。

いつも励ましになります。

森本コーチいつもありがとうございます。コースレッスンを受講させていただき、苦手なバンカーとうまく行かないアプローチが格段に良くなりました。バンカーはまず、バンカーだと思わないこと!と教わり、普段のアプローチ感覚で打てば出るんです。また、目玉バンカーもこんなの叩いたら出るだろっと思い、そのように打ったら、一発脱出!自分でもビックリでした。アプローチでは、ランダム練習をしていただき、感覚を覚えたようで、その後のラウンドでは、チップインが二度も出て、自分でもビックリしました。またまた、ゴルフが格段に面白くなって来ました。コースレッスンは苦手克服には良いレッスンだと思います。これからもよろしくお願いいたします。