36の基本動作とプリショットルーティン ゴルフでの基本動作と予備的動作とは?

ビジョントレーニング

36の基本動作ってご存知ですか?

ネットで検索してもらっても良いですが、文部科学省のホームページには、子どもに大事な基本動作が掲載されています。

(文部科学省HP参照)https://www.mext.go.jp/component/a_menu/sports/detail/__icsFiles/afieldfile/2012/05/11/1319748_4_1.pdf

そして『36の基本動作』っていう言葉を僕が知ったのは、(一社)日本ビジョントレーニング普及協会のプロトレーナー養成講座でのこと。

また、児童発達は、今や社会的に重要なコンセプトだと思われます。
しかし、大人でも発達することができる人もいれば、つまずいている人もいます。

僕が受講した【べすとびしょんメゾット】では、その『つまずき』から『できた!』に変えるべく、ゴルフだけではなく、様々なスポーツや勉強・仕事など、そして子どもから大人、老若男女、日常生活やパフォーマンスが向上したり役に立つことばかりの自己肯定感を生むのです。改めてご覧ください。

では、36の基本動作からご紹介していきます。

PGAティーチングプロA級のゴルフレッスン。初心者から100切り・上級者やプロゴルファーまで、レーダー弾道測定器Flight  Scope(フライトスコープ X3)TPI G2(タイトリストパフォーマンス研究所 GOLF レベル2認定)、モーションキャプチャーMATOUS®︎ 、そして新たにビジョントレーニングを使いサクッとおいしいゴルフのつくり方を伝えます。

36の基本動作

上記のアドレスからもご覧のとおりなんですが、その他のどのサイトにも同じ基本動作が掲載されています。僕は公益性を考え熊本県のホームページを参照したいと思います。

(熊本県HP参照)https://www.pref.kumamoto.jp/uploaded/attachment/117113.pdf

確かに私自身この基本動作は、子どもの頃から確実にやっていたと自負できます。

その基本動作の中に、『うく』という動作があります。

そうなんです。この『うく』と言う基本動作って当たり前のようでそうではないとのことなんです。

もうひとつ

『投げる』という動作があります。

この『投げる』という動作にも5段階あるんです。

段階を経て、『投げる』という動作が形成されていくんです。

ゴルフでは

36の基本動作の中でゴルフに纏わる動きってどのくらいあるでしょうか?

『たつ』『わたる』『あるく』『はしる』『はねる』『とぶ』『もつ』『ささえる』『あてる』『とる』『わたす』『つむ』『ほる』『ふる』『なげる』『ける』『ひく』

17種類は必ず必要です。(僕が思うだけでもですが

この中で『もつ』っていうのはグリップを握るってことでもあります。

もうひとつ『つむ』ん?って思われると思いますが、コレって、ティーアップする時にティーの上にボールを置く時に使います。

あっ

『おさえる』もありましたね。コレで18種類です。

あるあるなんですが、ティーを手で刺してから、ボールを乗っけるって光景です。

上級者の方は、ボールとティーを同時につむカタチを作ったまま持ちボールを押えながらティーを刺します。

ちなみに、僕は、ティーアップの高さは、右手中指が地面に当たる感触で変えます。

どんな感覚なんですか?

理論的には、ゴルフスイングの究極は、ゴルフボールをクラブヘッドの芯でクラブフェースがスクエアに当てれる動作であれば良いだけです。それも再現しやすい方法であれば良いんです。

飛ばすには、ヘッドスピードを上げるために上体を捻る(コイリング)ことと下半身から動かす順番を間違えなければ飛距離は伸びていきます。

これがTPIでいう「キネマティック・シークエンス」です。

MATOUS®︎ではこんな感じ

既に解析できます。

でも、感覚は解明できていません。
例えば、グリップを握るチカラ加減。
握力の数値なんて測れません。

よくこんな都市伝説を耳にします。

右手はゆるゆるに。
右手を使わないように。

じぁ、はじめから右手を握らなかったら使わないハズです。

んな訳ないですよね。

PGA基本ゴルフ教本の中には

右手は強打するための手です。しかしタイミングを誤ると大変です。腕力、握力の強さボールを飛ばす元になるとは限りません。右手が強すきないように注意しましょう。

と記載されています。

ということは、右手こそ器用なんだからコントロールしましょうって解釈できますね。

僕のレッスンでは、右手だけで打ってもらうことがあります。
必ず、右手にグローブを付けていらっしゃる方でもその時は素手で握ってもらっています。
触覚に訴えかけています。

上級者は、普通に素手でフルスイングされます。

グローブはあくまでも滑り止めだと思ってもらっても良いかと。

日焼け防止の観点からは必要でしょうが

プリショットルーティンでも。

利き手が右手の方、プリショットルーティンで右手からアドレスに入られる方がスムーズになるってご存知ですか?

プロゴルファーの8割は、右手から順にグリップを握ってると思います。

さてこのプリショットルーティン。完全に習慣化すれば平常心でのプレーをしやすくなります。
練習場と同じようなボールになるハズです。

習慣化になるにはどうしたら良いと思います?

小さなことからコツコツと

最低でも18日。254日かかることもあるそうです。平均で66日という検索結果が出ています。
長いような短いような微妙な感じですが。

さて、戻って

トップオブスイングからインパクトまでおよそ0.2秒だとして、条件反射であるダウンスイングでの下半身の動きでは、0.3秒近くかかってしまいます。

アイアンですが、僕のスイング動画を30fpsで撮影した時です。つまり1秒間に30コマでトップ・オブ・スイングからインパクト付近まで8コマということは0.26秒になっています。
ドライバーならもっと短いことはご承知の通りでしょう。
Flight Scope X3を使用し、FS APPで撮影したものです。

つまりコレもよくあるんですが、インパクトからフォロースルーにかけてドライバーでもクラブヘッドを目標方向に放り出そうとする動きをされる方もいらっしゃるのですが、インパクト後にそのような動かし方をしても無駄な動きです。このようなスイングをされる方は、過度なインサイドアウトになり、ドライバーならヒールに当たったりそれもネックに当たったりして「チョロ」や「プル」になってしまいます。アウトサイドインだと思い込んでより一層インサイドアウトになって訳が分からなくなり

先ほど、ゴルフスイングとは、条件反射とお伝えしましたが、プリショットルーティンを行うことで条件反射ができますし、テイクバックの予備的動作として、ワッグルやチンバックを行うことも条件反射へと導きだせるのです。

パターも同様ですが、後日お伝えします。

まとめ

ゴルフは条件反射ですが、その前段階で36の基本動作ができればそんなに難しいことではないと言うことです。

そしてプロゴルファーは、全ての動作がルーティン化されています。

もし、ご自分がお思いのゴルフをされたいならプリショットルーティンをお勧めします。

あと、感覚統合も大事ですね。

それが、理論上の感覚ですから。