ドローとフェード
ドロー系の人とフェード系の人どちらもいらっしゃいます。
ドローが打ちたいです!
わかります。
ドローって飛びますもんね〜
僕はドロー系ですが、さらに進化しました。その手順をお伝えしたいと思います。
なるほど〜って思ってもらえたら良いですが…
でも、普通に我流でドローにされた人は、チーピンに悩むんです。僕はフックは出てもチーピンにはなりません。
フックとスライス
ご存じだと思いますが、今や新飛球法則が常識と成りつつあります。
クラブフェースの向きとスイング軌道との角度差なんです。
おさらいですが、弾道には9種類あります。
- ストレート
- ドロー
- フェード
- プルストレート
- プルフック
- プルスライス
- プッシュストレート
- プッシュフック
- プッシュスライス
すべてフェースの向きとスイング軌道との角度差から生じています。
付け加えておきますが、
この9種類とは、芯(スウィート・スポット)に当たっているというのが前提です…
では、皆さんはこれを完璧にご理解されているでしょうか?
私は、レーダー式弾道測定器 Flight Scope X3(フライトスコープ X3)ユーザーですが、最新鋭の器材を持っている私でさえ完璧に答えることができません。なぜなら、データーを観れば診るほど奥が深いんです。
その角度差だけでは、説明がつかないコトがあるからです。
しかし、確実にわかることがあります。
角度差が大きければ大きいほど曲がっている
フッカーの方=インテンショナル・スライスの練習したことありますか?
スライサーの方=インテンショナル・フックの練習をしたことありますか?
練習してみてください。
もしお判りにならない方は、お近くのPGAティーチングプロのレッスンをご受講くださいませ。
プラスとマイナス
説明がつかないことってなんだと思います?
それは、フックとスライスをインテンショナル(意図的)にできるようになっていればお判りになられると思いますが、入射角が違うことに気が付くハズです。
そうなんです。
プラスとマイナスってそういうことなんです。
フックを打とうとすると自ずと入射角は鈍角(+)になるんです。
逆にスライスを打とうとすると鋭角(-)になるんです。
しかし、スイング軌道は逆に
フックを打とうとするとインサイド(-)が大きくなり、スライスは(+)になるんです。
さあ、アタマが混乱してきましたか?
ちょっと、ブレイクを。
以前のブログ「ソリッド・コンタクト」
でも、プラスとマイナスを用いてます。
この本の内容は、±0になるようにカラダに覚えさせてしまいます。
- (+)の悪要因は(-)を取り入れる
- (–)の悪要因は(+)を取り入れる。
つまり、ボールの弾道は、全てプラスとマイナスを使えば、目標に到達するってことなんです。
スイングとの関係
飛距離の三大原則
ボール初速・打出角・バックスピンがその人の最適値を出せば自ずと最大飛距離が生まれます。
以前に書きましたが、
2020年前半まで僕の三大原則の値は、平均68m/s・13°・3000rpmでした。
2020年の後半より、平均68m/s・15°・2700rpmに変更しました。
クラブは一切変えてません。
入射角を+2.5°から+4.5°のアッパーに変えただけなんです。
データを観ながら。
でも、データ上の+2.0°を実現しようとがんばりましたが手強かったです。なんせ、初めはプッシュ系の弾道しか出ませんでした…
そこでボール位置を変えたんです。そうすることでスイング軌道をよりインサイド(-)になり角度差が大きくなったんです。
それでやっと、ラウンドでドローをイメージできるようになりました。
フックとスライス
プラスとマイナス
つまり、座標軸!
を確実に理解していたおかげで、全体的なスイングバランスを崩すことなく平均飛距離が10y程伸びた次第でございます。
お互い認め合いながらが大事ですね。
ショートゲーム(アプローチ・パター)練習します。
リッキオの法則から導きだした時に、まったくスコアに貢献できていませんでしたから…
僕のドローとフェードの動画です。ご覧になられるならどうぞ!