キネマティック・シークエンス
キネマティック・シークエンスとは、
TPIの解析では、ダウンスイングの時、まずどのカラダのパーツから動き始めるのが、一番再現性が高くエネルギー伝達が効率良く伝わるのかということです。ボールを飛ばす上でクラブへッドを如何にスピードUPさせるか。それには、順番にカラダのパーツを動していく必要があるのです。
バックスイングからトップへ、トップからダウンスイングへ。そうです
切り返し
からの、どこのカラダのパーツを動かしていかなければならないかということなんです。
カラダのパーツのどの部分から動き始めるのが良いのか。
- 骨盤
- 胴体
- 引き腕(右打ちの場合は左腕)
- クラブシャフト
この順番で動いていくのです。
良く下半身から先行する
当たり前のことなんですが、実は、下半身ではなく骨盤なのです。
この4部分は、
先に動いたエネルギーをもらい、時間とともにスピードアップしていきます。
骨盤が、最後まで早く動けば良いという訳ではないんです。
減速
実は、スピードを上げたにも関わらず、次は、減速していくのです。骨盤→胴体→引き腕→クラブシャフト。
エネルギー伝達が終わると減速してしまうんです。動き続ける訳ではないんです。
骨盤→胴体→引き腕→クラブシャフトへとエネルギーを伝達していくのです。
良いインパクトの秘訣
良いキネマチック・シークエンスで、安定性と正確性を実現させ、各分節の安定性も大事です。
当たり前のことですが、なるべく、スクエアで芯でボールを打つことが大事なんですが...
良いキネマチック・シークエンスができるかできないかを確認するのが、スクリーニング・テストなのです。
スクリーニング
次回は、スクリーニングについてお話したいと思います。
ただ単に、動けば良いということではないのです。
動いてはいけない部分もありますよ!
「ボールを見ろ。頭は動かすな。」
そんな馬鹿げたことのお話ではありませんから。