どうしても治らないんです PART3

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キネマティック・シークエンス

キネマティック・シークエンスとは、

TPIの解析では、ダウンスイングの時、まずどのカラダのパーツから動き始めるのが、一番再現性が高くエネルギー伝達が効率良く伝わるのかということです。ボールを飛ばす上でクラブへッドを如何にスピードUPさせるか。それには、順番にカラダのパーツを動していく必要があるのです。

バックスイングからトップへ、トップからダウンスイングへ。そうです

切り返し

からの、どこのカラダのパーツを動かしていかなければならないかということなんです。

カラダのパーツのどの部分から動き始めるのが良いのか。

  1. 骨盤
  2. 胴体
  3. 引き腕(右打ちの場合は左腕)
  4. クラブシャフト

この順番で動いていくのです。

良く下半身から先行する

当たり前のことなんですが、実は、下半身ではなく骨盤なのです。

この4部分は、

先に動いたエネルギーをもらい、時間とともにスピードアップしていきます。

骨盤が、最後まで早く動けば良いという訳ではないんです。

減速

実は、スピードを上げたにも関わらず、次は、減速していくのです。骨盤→胴体→引き腕→クラブシャフト。

エネルギー伝達が終わると減速してしまうんです。動き続ける訳ではないんです。

骨盤→胴体→引き腕→クラブシャフトへとエネルギーを伝達していくのです。

良いインパクトの秘訣

良いキネマチック・シークエンスで、安定性と正確性を実現させ、各分節の安定性も大事です。

当たり前のことですが、なるべく、スクエアで芯でボールを打つことが大事なんですが...

良いキネマチック・シークエンスができるかできないかを確認するのが、スクリーニング・テストなのです。

スクリーニング

次回は、スクリーニングについてお話したいと思います。

ただ単に、動けば良いということではないのです。

動いてはいけない部分もありますよ!

「ボールを見ろ。頭は動かすな。」

そんな馬鹿げたことのお話ではありませんから。