ダウンスイングではクラブを操作しちゃダメですよ。握らない!そしてクラブポジション!

Kyoji’s ブログ

スイングプレーンは、ヘッドの重心が通る面。
Vertical Swing  Plane(バーチカルスイングプレーン)を
知らないとスイングを壊してしいます。
ご覧になっていただいた通り、物理です。
ベクトルです。
レイド・オフ、クロスどちらもスイングタイプによっては有効なんです。

PGAティーチングプロA級のゴルフレッスン。初心者から100切り・上級者やプロゴルファーまで、レーダー弾道測定器Flight  Scope(フライトスコープ X3)TPI G2(タイトリストパフォーマンス研究所 GOLF レベル2認定)、モーションキャプチャーMATOUS®︎ 、そして新たにビジョントレーニングを使いサクッとおいしいゴルフのつくり方を伝えます。

トップ・オブ・スイング

PGA基本ゴルフ教本では、

クラブを振り上げる動作と振り下ろす動作にモーションの違いがあります。その切り返しの一瞬をトップオブスイングと言います。
左手の甲とクラブフェースは斜め前方を向いている。

と記載されています。
しっかりと記載されてるんです。

トップ・オブ・スイングは一瞬の出来事でありながら、背屈しちゃダメだと伝えてるんです。
つまり、アドレスからトップ・オブ・スイングの間で手首の動きが制限されている証拠なんです。

掌屈は、できるに越した事ないんですがまずは、ニュートラルを目指しましょう!

確信のゴルフでは

10年以上に亘るティーチングの経験の中から、確信をもって皆さんに伝えできることを、信念をもって発信していきます。 確信を持てる事それは事実に基づく内容であり、客観的に証明できる内容です。 その中にはもちろんスイング理論があり、ギアの解説やフィジカルおよびメンタルの強化のための内容も含んでいます。また、実戦ですぐに使える現場の技術や、ドリルもできるだけたくさんお伝えします。 ここでは見聞きしたことをそのまま伝えることはせず、実際にボールを打ったり体を動かしてみてその内容に自信が持てるものだけを皆さんにお伝えします。 もちろん実績があり客観的な検証で正しいことが証明されれば進んで紹介していく予定です。

ダウンスイング2

さて、続編です。

ご覧ください!

「クラブは握るな!」「クラブは振るな!」

吉川です。

この中ではプレーヤーが右打ちとして説明してありますので、左打ちの方は右・左を入れ替えて読んでください。

99%のプレーヤーはヘッドスピードを上げて、ボールをより遠くに飛ばしたいと考えています。

どうすればヘッドスピードを上げることができるのか。

この問題に対する答えの一つが「クラブは握るな」です。プロに質問して100%同じ答えが返ってくるのがグリッププレッシャーに対するものです。グリッププレッシャーは「できるだけゆるく」「クラブを引っ張られると抜けてしまう位ゆるく」握る、あるいは「握らない」というのが答えです。

面白い写真があります。これはTaylorMadeの契約プロ、ダスティン・ジョンソンの最新のカタログ写真です。彼の2012年平均ドライビングディスタンスは310.2ヤード、ランクは4位です。トップオブスイングでの右手に注目。手の平は開いていてクラブは指に引っかかって手の平に乗っているだけです。特に親指は完全にシャフトから離れていて右手はリラックスしています。

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ここからダウンスイングに移りますが右手でグリップを握ることはありません。実際に強く握ったグリップとゆるゆるのグリップとで打ち比べてみて下さい。ヘッドの走りが違うことが分かるはずです。

計量スプーンをクラブに見立ててダウンスイングでのクラブの動きのシミュレーションをしてみました。使っているのはどこの家にもある計量スプーンとボールペンです。計量スプーンの柄の穴にボールペンの先を引っ掛けて円弧上を引っ張るのです。

スタートはスプーンの柄の方向に引き始めますがボールペンの先は円を描きます。つまりグリップの動きと同じですね。そうすると、始めはボールペンに引っ張られていたスプーンはすぐにグリップの円弧の外に向かって振り出され始めます。そしてグリップが半円を描く位置では、スプーンヘッドはかなりの勢いで外へ放り出されてしまいます。ボールペンはただ引っかかっているだけですから、スプーンヘッドを外に向かって放り出すような力を与えることはできません。むしろ引っかかっているだけ(拘束力=ゼロ)だからこそ、スプーンヘッドには大きな遠心力が働いて結果としてスプーンは強く外に放り出されるのです。一度実験してこの動きを体験してみて下さい。

「クラブは操作しないように!」そうですね。グリップを握ってしまうと腕や手の力でクラブを振り出してボールを打とうという意識が働き、かえってヘッドの動きは遅くなって振り遅れてしまいます。フィンガーでグリップするのはグリッププレッシャーを極力下げてクラブへの拘束力を小さくする意味があるわけですね。

「クラブは握るな!」「クラブは振るな!」

ゴルフは本当に不思議な、そして深い魅力のあるスポーツですね。

クラブポジション 1プレーンスイング

吉川です。

この中ではプレーヤーが右打ちとして説明してありますので、左打ちの方は右・左を入れ替えて読んでください。

さてダウンスイングでの大切な動きやグリップについて説明してきましたが、ボールへのコンタクトをもっと効率よくソリッドなものにするためには、もう一つ重要なポイントに注目する必要があります。

それはトップオブスイングにおけるクラブヘッドの位置です。

ボールはコンタクト前までは動かないわけですから、トップオブスイングにおけるクラブヘッドの位置が1点に決まれば、こことボールを通る面は傾斜が決まればただ一つの面になります。従ってボールを通る面上をクラブが通ることは簡単になり、コンタクトの精度が上がります。1プレーンスイングと2プレーンスイングではクラブヘッド位置が違うので別々に説明します。今回は1プレーンスイングです。

1プレーンスイングのパワーを生むのは上半身の捩りで、その捩りのパワーをクラブに伝えるのは主に左肩です。ダウンスイングで上半身を強く早く捩り戻すことでインパクトを「Solid Contact :いい掴まり」にします。

肩を回すパワーをインパクトのパワーとして有効に使うためにはどうすればいいのか。答えはクラブを「Laid Off Position」(レイドオフ)に置くことです。

下の図を見てください。右打ちのプレーヤーを後方から見たときのクラブヘッドの軌跡とボールポジションを示したものです。

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クラブヘッドはダウンスイングで通常スイングプレーン上をボールに向かってスイングされます。(いわゆるオンプレーンスイングといわれています)肩の回転面は水平に対して35度から45度傾いています。したがって肩を強く回すと水平方向の力の成分の方が大きいため、クラブヘッドはスイングプレーンの前方に飛び出そうとします。それを避けるためにはスイングのスピードを落としてクラブヘッドを元の軌道に乗せざるを得ません。

それに対してトップオブスイングでクラブヘッドをレイド・オフ・ポジションにすると、クラブヘッドはスイングプレーンより下(後方)の位置でトップオブスイングを迎えます。ここからダウンスイングで肩を強く回すと水平方向の力が働いてクラブヘッドはスイングプレーンの方に引き寄せられて、いち早くプレーン上の軌道に乗せることができます。

1プレーンスイングではバックスイングのトップでクラブをレイド・オフ・ポジションにすることがSolid Contactを生むために必要な理由だということがよく分かりますね。トーナメントプレーヤーのトップオブスイングでのヘッドの位置に注目して試合の中継を見てください。

では2プレーンスイングではクラブのポジションはどうなるのでしょうか。詳しくは次回をお楽しみに。

クラブポジション 2プレーンスイング

吉川です。

この中ではプレーヤーが右打ちとして説明してありますので、左打ちの方は右・左を入れ替えて読んでください。

 1プレーンスイングのスイングトップでのクラブが、レイド・オフ・ポジションであればスイング効率が上がることを前回説明しました。では2プレーンスイングの場合はどうでしょうか。

 2プレーンスイングのパワーの源は「腕の振り」です。そしてポスチャー(立ち姿勢)は1プレーンスイングより立ち上がっていて腕は縦振りというスイングです。後方から見るとトップ・オブ・スイングでクラブポジションはクロス・ザ・ライン(Cross The Line)という形で、クラブヘッドはスイングプレーンより上(前方)に位置しています。この位置から腕を右太腿に向かって垂直に引き下ろし、体の回転を同期させてクラブの走るスピードを加速します。

 トップオブスイングでクラブヘッドがスイングプレーン上にある場合(オン・プレーン)、クラブを腕で垂直に引き下ろすとクラブヘッドはボールに向かわずもっと手前に下りてきてしまいます。このクラブヘッドの位置ではヘッドがボールに向かうような方向の力でクラブを振り下ろさざるを得ないため、腕は垂直には振り下ろせません。

つまり、ヘッドを加速することは容易ではありません。垂直方向の力と水平方向の力をバランスさせて、ヘッドをボールに向かわせなければいけません。

 トップオブスイングでクラブシャフトがターゲットの右を向いていると(Cross The Line Position)、クラブヘッドはスイングプレーンの上(前方)にあります。ダウンスイングで腕を垂直に振るとクラブヘッドには垂直下方への力が加わり、ヘッドはスイングプレーン上へ引っ張られてボールに向かうことになります。結果としてクラブヘッドの軌道はダウンスイングが始まるとすぐにスイングプレーンと一致し、効率の高い無駄のない動きとなります。さらに、腕を早く振れば振るほどヘッドの軌道は効率よくスイングプレーン上に乗るためヘッドは加速され、インパクトはよりSolid Contactとなります。

 2プレーンスイングのプレーヤーは、トップオブスイングでクラブがクロスの位置から思い切り垂直に腕を振り下ろしてください。クラブヘッドが加速され驚くほどボールのつかまりがよくなります。

1プレーンスイングと2プレーンスイングを比べてみると、Solid Contactを得るためのダウンスイングの動きは全く違います。1プレーンは肩を回す、2プレーンは腕を振る、これだけ大きく違う訳ですから、両者を混同することがスイング上いかに危険かが分かってもらえたと思います。

 

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スイングプレーンって

スイングプレーンは、ヘッドの重心が通る面。
クラブヘッドが描く面ではありません。

Vertical Swing  Plane(バーチカルスイングプレーン)

コレを知らないとスイングを壊してします。

ご覧になっていただいた通り、スイングプレーンというのは、物理でもあるんです。

つまりベクトルです。

レイド・オフ、クロスどちらもスイングタイプによっては有効なんです。

レイド・オフが絶対良い

そんな訳ないですから。

PGA基本ゴルフ教本には、そんなこと一切記載されていませんから。

ホントにすごいことが起こっています。

20228月よりVision Assessmentを行い、ビジョントレーニングを推奨し普及していますが、多数の方から、スコアが良くなったとの報告を受けています。

また、(一社)日本ビジョントレーニング普及協会のメゾット

べすとびじょん(Best Vision)メゾット

にて、原始反射を出現させ発達し統合することで消失させても、かなりパフォーマンスが上がっています。

これ程までに顕著に現れるなんて、僕自身も驚いています。

では、ご本人のコメント(Google口コミ)をどうぞ。

数回、コースレッスンを受けました。
ありがとうございました^ ^
原始反射が大人になっても残ってる人はカラダが上手く動かないそうです。
原始反射という言葉すら知らなかった私。
先生がラウンド前、原始反射をなくすトレーニングを教えてくれ、ラウンドへ。
何かが違うと思う程、いい感じにまわっていき先生が『不思議でしょう』と。
ラウンド前の2.3分のトレーニングでこの結果との事。
言われた事をするだけですぐ結果がでる!
嬉しい限りです。
教えてもらったビジョントレーニングでこれからもスコアーアップしたいです。
ラウンドレッスンを受けても、なかなか自分の納得する先生に出会えませんでしたが
森本先生のコースレッスンは受けるたびに成長し、大満足です!
これからも目標達成までお願いします。