力みが無い!?
先日、体験カウンセリングでの一コマ
どうしてもチカラは入ってしまうんです。
チカラ抜くには、どうしたらいいでしょうか?
お決まりのお悩みです。
じゃ、どこにチカラが入るんですか?
と。
そりゃ〜手や腕や肩に…グリップなんてめっちゃチカラ入れて握ってしまうんです。
ということで
じゃ、僕のグリップってどのくらいで握っているか体感してもらいましょう。
そうして、皆さん揃ってこんな言葉をおっしゃるんです。
えっ、こんなにチカラ入ってるんですか?
と…
曖昧さ
ほとんどの方は、プロゴルファーを見たことがありません。それもLIVEで。ましてや、ほんのちょい先で。
確かに、ソーシャル・ディスタンスは取るのは、今や当然のこと。でも、そればかり気にしていたらレッスンに成らない。
僕達PGAティーティングプロも、ガイドラインに沿ってレッスンさせて頂いてますが、どうしても伝えることのできないことがあります。
その時、お互いの信頼の素で消毒などを使いながら、体感してもらっています。
当然、デモスイングもしますよ。リクエストがあれば。それもPGAティーチングプロの仕事の一部ですから。シャンクのリクエストがあればシャンクも打ちます。
中級者や上級者などのアスリートの方には、特に必要なことでもありますから。
体感してもらう。
言葉だけで伝えきれないことがあります。
例えば、
ココをギュッと、とか、ビシッと、とか
擬音で表現するには正直限界があります。
初心者の方には、その方法でも良いんですが…
上級者になればなるほど、ご希望の目標に対して明確に伝えるには、ほとんどの場合、感覚では無理が出てくるんです。
曖昧な答えでは、到底、現実的では無いんです。
論理的に伝える
先日もお伝えしましたが、PGAティーチングプロA級取得者は、弾道解析・スイング動作解析・心理学・説得力・ジュニア指導員などを履修します。
僕は、前年は前期のみ履修しており、今年は後期を履修するのですが、既に取り入れていて
- 弾道計測には、ご存知のとおり、Flight Scope X3(フライトスコープ X3)
- スイング動作解析には、TPI(タイトリストパフォーマンス研究所 認定)
- 心理学や説得力には、認知行動療法(CBT)
を活用しています。
感覚で覚えようとしても、それが全く間違った感覚で伝えてしまうと、折角の今までの苦労が水の泡になってしまうってことにもなり兼ねません。
なぜこの数字(スコア)や物理現象・ドキドキするのか?
気合いで上手くなるハズないです。
プロフェッショナルである以上、理論を論理的に伝える必要がある場面に遭遇するんです。
ココロが貧乏
知らないことを知っていく。ドンドン自分をアップデートさせていく。(2020年 年始、某番組で彼が言っていた言葉がココロに刺さりました。)
今のご自分に満足しているのであれば、アップデートする必要なんてありません。
昔の都市伝説的なゴルフ用語
ヘッドアップするな、ボールを見ろ。
アタマって残ってますか?
その言葉に根拠があるのでしょうか?
根拠のない用語です。
ゴルフ業界で仕事をしている者で、今のゴルフ界を知っている人なら絶対に言わない言葉です。
アップデートを拒むのであれば、それはそれで、もうそこから先へは進めないということ。
昔は飛んでたのに…打ち方悪いんかな〜
この言葉を言っている間は、ココロが貧乏な状態でしょうね。
持論が崩壊した時ってことでもあります。
いつでも、ココロが豊かな人は、今のゴルフにでも対応しようとアップデートを求めている人でしょう!
そうすると、もっとゆとりのある自分が現れ、今のご自分がイメージする、最良のスイングに近づくのではないでしょうか?
僕達は、そこをコーチングするだけのことです。それも仕事です。