TPIスクリーニングテスト
スクリーニングテストとは、15種類のテスト(オプション含む)
15種類全部をクリアしないと現在の皆さんが理想とするスイングに近づけません。
でも、全部をクリアするのは、ほぼ無理なんです。
前回もお話しましたが、できなくても仕方ないんです。
そして、初回でスクリーニングテストをすると痛みや動かすコトができない
というネガティブな要素が満載になってしまうのです。
では受講者の方にTPIスクリーニングテストを受け入れてもらえる方法
ってどんな方法だと思われますか?
まずは
ご自身のスイング動画なんです!
僕の受講者のほとんどは、セカンド・サードオピニオンの方達なんです。
以前に他方でレッスンを受けられた方が、どうしても治らないって方達ばかりなんです。
受講されていたゴルフレッスンで,アレコレとアドバイスを受けていたけれど、言われ続けていたコトがどうしても治らないっていう動機で、僕の体験カウンセリングにご予約されるんです。
また、YouTubeや雑誌などのメディアだけの我流でゴルフスイングを学び、動画を自撮りしてどうしても治らない方もご予約されます。
しかし
現在のゴルフレッスンは、動画を活用するのは当たり前!
僕の体験カウンセリングもなんの変哲も無い、いつもの動画撮影で解析するだけです。
病院で云う、レントゲンや諸検査みたいな感じです。
当然、ご本人が悩まれている症状が出てきます。
その後が違うんです。
その動画を僕と受講者がお互いに確認し合います。
この作業はグループレッスン方式では、ほぼ無理なのです。
前方と後方の動画にて
- アドレス
- テークバック
- バックスイング
- トップ・オブ・スイング
- ダウンスイング
- インパクト
- フォロー
- フィニッシュ
前回のブログでも取り上げましたが、
まず大事なところは、スイングのベーシックインストラクションが相違ないかを確認する作業なんです。
間違っていたのなら、共通言語として成り立ちません。
あと大事なことは、男性であるか女性であるか。
年齢は?スポーツ歴は?練習頻度やラウンド回数まで。
目標設定までしてもらいます。
3ヶ月後、6ヶ月後、1年後と。
目標設定が曖昧な人には、キチンと設定できるまでお話しさせていただきます。
スイングの誤認識だけであれば、ベーシックインストラクションだけで十分に対応できます。
しかし、まずほとんどは『頭でっかち』でベーシックインストラクションもご存知では無い。
でももし、スイングの認識が正しいのに上手くできない時には、身体的コンディショニングとして
TPIスクリーニングテストを行います。それも適材適所だけ。
THE BIG 12
と呼ばれる、TPIマニュアルの一般的なスイングエラーがほとんどなので、見た瞬間で何処の身体的コンディションが悪いかが判ります。
ご本人は、そのテストはできると思っているのですが、ほとんど『無理、ムリ、むり〜』とおっしゃいます。
当然僕も、デモをするので同じ動きをするんですが、簡単にやってのけるので、自分にもできるんだと勘違いしてしまうみたいです。
できないから、スイングエラーを引き起こしているんです。
その後、テストに合格するように、TPIエクササイズをお伝えするんです。そうすると瞬間にご自分のスイングが変わったと実感され、動画で確認してもらって、納得してもらえるようになります。
しかし、その効果は、すぐに消えてしまします。何故なら、元々はできなかった動きなので筋肉痛等で疲れてしまうのですから。
自宅でできるエクササイズをお伝えして、また次回の受講時にできているかどうかを確認させていただくという行程になっています。
スポーツジムに行く必要なんてありませんよ。
万が一の場合は、ほまれ整骨院か整形外科に行ってもらいますが、今までほとんどレッスンするより、受診が優先と伝えたことはありません。
のちに出てきますが
TPI認定者は、飛距離と方向を安定させる方法まで知っています。何故なら、
キネマティック・シークエンス
を学んだので
それでは、次回から症例を挙げてお伝えしたいと思います。