基本さえ判れば
先日、ある方からこんな話がありました。
私、10年もゴルフレッスンに通ってたけど、全然知らなかったわ〜。メモしてたけど、全く意味なかったわ〜。買わせてもらった本の中に全部書いてあるやん。なんで早くに言ってくれへんかったん…
この方、以前よりインドアゴルフレッスンを受けていた方で、僕とは、面識はありましたがあるセミナーでご一緒になってから、たまにラウンドをしたり食事に行ったりする友人の1人。
10年経っても、100を切ったコトは1回だけ。
じぁ、一度僕のレッスン受けてみたら?ということでの一言でした。
教科書があれば大丈夫
さて、その本っていうのがコレ。


要するにジュニアに渡す本です。
なんですが、大人の教本より写真が多くて読みやすいんです。
そりゃそうですよね。
初心者の方は、ゴルフの専門知識なんてある訳がないですもんね。
僕の趣味は料理ですが、いきなり、魚を三枚におろせと言ってるようなモンです…
動画で観ても、料理本見ても、実にカンタンに捌いてるんですから。
その捌いている人ってプロなので当たり前ですから。
僕は、PGAティーチングプロA級であり、ジュニア指導者という立場なので、子どもにも判りやすいゴルフの伝え方を講習で習ってきました。
子どもにも判りやすいと言うことは、大人でも判りやすいってことですよね。
なので、その方にジュニア用をお渡しした次第なんです。
あとは目的に応じて
巷では、PGA基本ゴルフ教本は時代遅れとか、曖昧だと言われることもあります。
そうでしょうか?
今からゴルフを始める人にテイクバックでは胸椎を右回旋させて、右股関節内旋で、トップでは左手首を掌屈させて、ダウンスイングからインパクトまでシャローに…
できる訳ないでしょうに…
あなたが初心者の時にそんなこと言われても意味判りましたか?
ゴルフだけではなく、あなたのお仕事は初めからあなたの今のスキルになっていましたか?
全く違う仕事に就いたときに、初めから完璧にできましたか?
要するに、
先日のブログでもお伝えしましたが、ビジネスマナーにおいての挨拶の仕方って基本中の基本でしょうに。
独自の理論や打法は、いっぱいあっても良いと思いますが、
基本がわかっている人には、
ゴルフの目的に応じて簡潔に判りやすく伝えることが僕達の仕事だと思います。
まずは基準を覚えましょう。
先程もお伝えしましたが、僕達PGAティーチングプロは、B級講習会の時に基本ゴルフ教本を丸暗記しています。
そしてA級講習会では、基本ゴルフ教本の応用として、
『制限と解放』
を受講します。
傾斜台を使ったりもします。


また、弾道測定器の使い方
僕はFlight Scope X3とmevo+(フライトスコープ)

ゴルフスイングにおける身体的コンディショニング(僕はTPI)、そしてジュニア指導員として、子どもの接し方を多角的な講習を受けます。

PGAティーチングプロA級は、ゴルフを始める人から上級者、プロゴルファーまで全ての方へゴルフを伝えるコトができるのです。
ティーチングプロA級は、ティーチングプロとしての基準なのです。
ゴルフの基本をお伝えできます。